冬月剣太郎 猫詩人🐈さんの「やっぱりキミが好き」という記事を紹介します。
「やっぱりキミが好き」とあるので、人間の恋人かと思ったら猫でした。猫の名前が「キミ」だったんですね。
「キミとわたしは彼女が嫉妬するくらい仲がよかった。キミとわたしは一日中見つめあっていた。わたしたちは毎晩抱きあって寝た。彼女とは喧嘩ばかりしていた」
冬月さんと「キミ」は、彼女が嫉妬するくらい相思相愛だったんですね。人間が相手だと、言葉がわかる分だけ要求が多くなるのかも知れません。
でも猫の場合、言葉は通じないし自由気ままなので、「仕方ないな」で許せるのでしょう。
「ある日、キミは唐突に姿を消し、なぜか彼女はわたしに優しくなった。わたしも彼女に優しくなった」
猫は死ぬ前に姿を消すと聞きますが、調べてみると次のような理由がありました。
傷を癒そうとして身を潜めるために姿を消すわけですね。「キミ」がいなくなり、冬月さんと彼女は元通りになりました。
「みんなは笑うけど、いまでもキミが見守ってくれていると信じている。キミはわたしが視た夢の住人だったのかもしれない。わたしがキミの視た夢の住人だったように」
「キミ」はいつまでも、冬月さんの心の中に住み続けるようです。