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紹介したいnote記事「やさしい墓石」

冬月剣太郎 猫詩人🐈さんの「やさしい墓石」という記事を紹介します。

どうしても
忘れることができなかった
きみの墓石を抱いて
泣き崩れたあの日
きみと初めて逢った日の
きみの笑顔の記憶を
墓石に重ねあわせた
あの日
わたしは墓石になりたかった

やさしい墓石| 冬月剣太郎 ノラ猫詩人🐈

 きみの墓石と言う事は、恋人は亡くなっています。

「どうしても忘れることができなかった。きみの墓石を抱いて泣き崩れたあの日」

 今も恋人の事が忘れられないようです。

「きみと初めて逢った日のきみの笑顔の記憶を、墓石に重ねあわせた」

 墓石と対峙していると、生前の恋人の笑顔が思い出されます。

「あの日、わたしは墓石になりたかった」

 「墓石になりたかった」とは、恋人と共に永遠に刻まれたかったという事でしょうか。

 ここまでの想いを、私は経験した事がありません。

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神野守
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