【本棚更新】棚移動&碧梧桐百句展 2024.6.10
碧梧桐探訪舎経由でこの記事を閲覧してくださっている方は、記事の主が探訪舎じゃないので、おや?と思うかもしれません。
ご縁あって「碧梧桐探訪舎 さいたま支部」として「本と喫茶 夢中飛行」さんの本棚オーナーをさせてもらっているのですが、現地で実際に動いている人間が記事を書いた方がいいだろう、という事でシェア本棚に関する記事を担当することになりました。
どうぞよろしくお願いいたします。
そんなわけで、今回は棚移動と期間テーマ「碧梧桐百句展」のお知らせです。
■棚が移動しました
夢中飛行さんでは定期的に本棚の「引っ越し」があるのですが、その引っ越しが5月の下旬に行われました。
引っ越しではあみだくじで棚の位置が決められるので、次の棚がどの場所になるかは運まかせなのですが、なんと今回、奇しくも前回の棚の2段下という近い位置に。
これまでに来たことがあるという方にも、これから訪れてみようかなという方にも見つけやすい位置になったのではと思います。
写真の通り目線よりもだいぶ低い位置のため、本や販売グッズなどを見る際にかがんだりすることもあるかと思いますが、他の利用者さんを気にしつつご利用いただければと思います。
■期間テーマ「碧梧桐百句展」
碧梧桐探訪舎の本棚がスタートして3ヶ月経ちましたが、有難いことに探訪舎目当てで店に訪れてくださる方や、夢中飛行さんを訪れて碧梧桐に興味を持ったという方がいらっしゃり、探訪舎の発行物や貸出用の本など、ゆるやかではありますが動きがでているようです。
なんとか軌道に乗れたかな…?という実感が伴ってきた頃合いでもあり、そろそろ棚に置く本を見直してみようという事で、新たにテーマを設けてラインナップを増やしました。
今回のテーマは「碧梧桐百句展」。
先月ふらんす堂さんから「河東碧梧桐の百句」が発売され、既に所持しているものも合わせて碧梧桐の百句を集めた本が4冊となりました。
同じ百句を集めたものでも、40ページ弱の気軽に読めるものから、俳句とその俳句が詠まれた背景や碧梧桐本人についてなど解説と共に楽しめるボリュームたっぷりのもの、碧梧桐の自筆による百句をひたすら写真で楽しめるものなど、それぞれに個性豊かです。
ぜひ、それぞれの百句を楽しんでいただけたらと思います。
・『碧梧桐百句』(栗田靖)
・『河東碧梧桐の百句 〈写生文〉の精神』(秋尾敏)
・『碧梧桐百句選』黄昏書局 ※店内閲覧のみ
・『碧梧桐百句』(片上長閑・撰/ポケットアンソロジー) ※販売のみ
なお、ポケットアンソロジーは単品では貸出や店内閲覧に不向きなため、少部数販売する形をとっていますが、個人が購入し一時的に保管していたものを棚に置いていることもあって、定価よりちょっとだけお求めやすい価格にしてあります。
まだ入手していないという方はぜひどうぞ。
※期間テーマ「碧梧桐百句展」は9月ごろまでの予定です。