読書感想「限りある時間の使い方」オリバー・バークマン著
前置き
読書感想マンガを描こうとも思ったのですけど、書籍の中身をどのくらい公にしていいのか、ふと考えてしまいまして。
なので、全体を網羅するような感想は書かず、少しだけ内容をピックアップして、その文章で感じたことを書いていこうと思います。
マンガでなく文章なのは不調なためです。
マンガは体力がいるのですよ~><。
もしも行動の結果を気にしなくてよかったら、どんなふうに日々を過ごしたいか?
もういきなり最後の方で、著者が読者に問いかける5つの質問のうち5つ目です。
最後まで読んで自分なりに思ったのは、
「創作や知人と楽しいやりとりをし続けて、自分をほわほわした安らぎの中に身を置き、たわいもないことに喜びを見つけたい。優しさのあふれる世界で、できればネガティブな部分も受け止めて、愛情ある態度でいたい」
ということでした。
愛情ある態度でいたい、とは書いてますけど、それをいいことに横柄な態度をとる人には一線を引きますけどね。
ただ、「ネガティブな部分も含めて、それが人間というものだ」みたいなことも書かれてましたので、そこらへんの匙加減は自分の力次第といったところでしょうか。
自分はすぐに悩んでしまう質なので、あまり誰でも彼でも優しくはしていられないと思います(残念です)。
誰に認められなくても、自分はここにいていい
なんても書いてありました。そしてそのあとに、
「「こうあるべき」というプレッシャーから自由になれば、今ここにいる自分と向き合うことができる。自分の強みや弱み、才能や情熱を認め、その導きのままに進んでいくことができる。危機的な世界を救いたいというあなたの情熱は、ひょっとすると政治や社会運動を通じてではなく、親戚のお年寄りの世話をしたり、作曲したり、お菓子を焼いたりすることを通じて実現できるかもしれない」
と書かれていました。
自分の好きなイラストやマンガを描いて収入を得る。それはそれで目標なのですけど、「本当にそれだけでいいのだろうか?」と悩んでました。
それをしていても、誰かの役に立っているのか不安だったからです。
でも、「誰に認められなくても、自分はここにいていい」んだ、とちょっと前向きになれました。
それに、この本にも、
「たとえトルストイのような名作が書けなくても、同世代のひと握りの人を楽しませることができれば、小説を書く価値は十分にあると思う」
と書いてありました。
ダウロード販売やジャンプルーキー!での公開で、買ってくれる、読んでくれる方がいるのも事実です。それだけでもありがたいことですよね。
ファンの数の問題ではないのかもしれないですね。
自分は少数の人に向けて描いていってもいいのかもしれません。
もしファンが多くついてくれれば、それに越したことはありませんけど、それに固執せず、自分のできることをコツコツしていくしかないのかもしれないですね^^
おわりに
本当に気になった文章をピックアップしただけの読書感想なので、全体像がわからないと、唐突な文章や感想かもしれません。
ただ、この本は、効率よく仕事をこなす、という本ではないことは書いておきますね。それよりもっと大事なことに気づかせてくれる本でした。