2021/10/06読書感想「月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活」MinimalistTakeru著
月10万円で、とはタイトルに書いてありますが、月10万で生活する方法を書いているわけではない感じでした。
それよりも少ないモノでも、夢に向かって進み、豊かな生活をする方法が書いてある感じですね。
豊かな生活、というのもお金をたくさん稼ぐというわけでもなく、今あるもので満足する術が書かれていました。
どちらかというと考え方をレクチャーしてくれる感じで、各お話の後に、実践することが書かれていて、自分もできることはやってみました(考えを書きだすというのが多かったので、案外気楽にできます)。
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で、自分の創作のスタンスに思いを巡らせて、創作でお金を得たい、というのがあるのですけど、どうも依頼されて描く、というのだけでは満足いかないのかも、と思い至りました。
甘えになるかもしれませんが、もっと自分が主体的に創作することが好きなのかも、とも思えました。
もちろんお仕事として依頼されて創作するのも、お題があって創作するのも、新しい世界を見せてもらえて楽しいのですが、こう、もっと自分の描きたい世界を創作したいのかも、という想いももたげてきまして。
となると、同人作家が向いているのかな、とか、PIXTAにもっと本腰を入れた方が良いのかな、とか感じました。
マンガ公募しているのもこれといって、テーマが決まっているわけではないので、応募するのも主体的な創作の範疇ですかね。
どちらも捨てがたく、収入源を多数持つという点でも、依頼を受けて描く、主体的に創作してお金につなげるというのをどちらも持っていた方が良いかな、となりました。
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あとは、人の役に立つ、というのが仕事の基本だとすると、自分は社会に対して、どういう役立ちができるのか、というのも考えさせられました。
優しさ、ほわほわ、つかの間の休息、息抜き時間。
そんなものを創作を通して提供していきたいと思いました。
創作で人の役に立って、その副産物としてお金を得られる、というのが本質なのかな、とも思いましたし、今回の本にも書かれていました。
人の役に立つ、と言えば、お金にはなりませんけど、こうやって読んだ本の知見を書いたり、紹介したりするのも、ありかな、と思います。
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あとは個人的な特徴として、「持病があり、体力がない人がどうやって折り合いをつけて夢を実現していくか」というのがテーマとしてありますね。
読書も、創作も、運動も、結局はそのテーマに従って書いているところがあります。
そんなことを改めて気づかせてくれる良書でした。