【読書感想文】「アニメスタジオで教わる背景画の大原則」増山修著

たまたま本屋で見かけて中をパラパラ見たら
良さげだったので買いました。

背景画を描くための基礎を学べます。

自分はキャラクターを描くことが多いので、
背景画はそれほど得意ではありません。

そういったこともあり、背景画の基礎を
学べて良かったです。

それでもまだ木を描くのが不得意だったり
するのですけどね。まだまだ理解が足りない
ようです。

あとは最後のチャプターで「創作の心構え」
が書かれています。

この最後のチャプターを読めただけでも
価値があるように感じました。

雑用をしっかりできる、人生は借り物だから
返していって循環の中で仕事をさせて
いただく、横のつながりだけでなく縦の
つながりも大切にする、などの考え方が
書かれていました。

まだまだ理解できない部分があるので、
手元に置いておきたい一冊です。

ちょっと話は逸れますが、デッサンを画家の
方に習ったときに「好きなものを好きなように
描いて良いんだよ」と言われました。

最初は理解できずにいて、その後自分なりに
絵を描くこととは？という問いを自問していく
中で、その「好きなものを好きなように
描いて良い」という考えも理解できるように
なりました。

でも、この本を読むとそれだけではまだまだ
足りないみたい、と感じました。

「描きたいものを描きたいように描く」というのは
スタートラインみたいな感覚ですね。

まだまだ日々精進ですね。