【The Guardian】Rats! How Chicago became the most vermin-infested town in the US

『Rats! How Chicago became the most vermin-infested town in the US』
担当：丸

【日本語概要】
　どのようにしてアメリカでもっとも害獣に荒らされる街になったのか。アメリカのイリノイ州シカゴが、「アメリカで最もネズミが多い都市」という不名誉なタイトルを６年連続で獲得した。このランキングは、害獣駆除業者オーキンが全米５０都市で毎年９月１日～８月３１日にかけて新規に対応したげっ歯類駆除の案件に基づいてまとめている。ほとんどの順位が毎年変動する中で、シカゴだけは１位の座をキープし続けてきた。「住宅はげっ歯類にとって理想的な住み家を提供する。いったんすみ着くと急激に繁殖して大量に増える」と同社の専門家は説明する。新型コロナウイルスの感染拡大で住民が外出を控え、商店や事業所が休業になったことに伴い、特に繁華街でネズミの餌も減った。このためネズミが新しい餌場を探すようになり、ネズミの数が増えた地域があるという。冬になればネズミたちが暖かい場所を求めるようになり、ネズミたちの活動はますます活発化するとオーキンは予想している。

【その他の記事】
1『If you're pinning your hopes on a Covid vaccine, here's a dose of realism』
　差し迫ったCovid-19ワクチンの希望にしがみついている人々にとって、最初の「クリスマスちょっと過ぎにワクチンができる」というニュースは、今週末、気分をたぶん高揚させただろう。我々がワクチンを打てるのか打てないのかについて考えることが重要になってくるのではないだろうか。

２『Doe your bit: Japan invents bags deer can eat after plastic-related deaths』
　日本は鹿が間違ってプラスチックのごみを食べないようにカバンを開発した。このバッグは奈良の特産品「蚊帳生地」で、鹿の背中の模様「かのこもよう」で、蚊帳生地は、洗濯を繰り返すとだんだんとフワフワした手触りになり、風合いの変化も楽しめる。コロナウイルスのために観光旅行の劇的な不振があったにもかかわらず、いくつかの会社は、問題なく動物の複雑な消化器系を通過するバッグを開発するために共同で働いた

３『Russia planned cyber-attack on Tokyo Olympics, says UK』
　ロシアの軍の情報部は世界の第一のスポーツ競技を混乱させようとして、この夏東京でのオリンピックとパラリンピックへのサイバー攻撃を予定していたと、英全国サイバー・セキュリティセンターは明らかにした。そして、米国情報部とともに共同の活動を明らかにした。

４『Why do we need Black History Month? Because too many people still reject it』
　なぜ黒人歴史月間が必要なのか？1つの人種に限った歴史を年間行事とすることの実用性や公平性に関して毎年議論が行なわれている。多くの人々は黒人の歴史が1ヶ月間特別視されること、英雄崇拝されることに疑問を呈している。