山とコーヒーと(虚空蔵山編)
こんにちはマスターです。
登山のYouTubeを観ていた時に山名を読めずにひっかかったのがきっかけで虚空蔵山(こくぞうさん)いう山に決めました。
きっかけてのは案外単純で浅いものです。
虚空蔵山とは
最寄りの藍本駅までは大阪からJR宝塚線一本で来れるのでアクセスは良いのではないでしょうか。
下車したのがマスターのみということで
「大丈夫かなっ」と暑さ以外の汗がたらっと落ちるのを感じながらYAMAPをセットしてスタートです。
今回のルートは藍本駅から虚空蔵山を経由して八王子山を目指し、隣駅の草野駅がゴールの縦走コースです。
登山口まではのどかな田園風景の中を歩いていきます。
今回の山歩きの服装はこんな感じ。
速乾性のある長袖パーカーにサポートタイツ上に短パンです
誰もいねぇ、、、
藍本駅を出発して人っこ1人会わず。車も電車音も聞こえず、ちょっと不安心を持ちながら20分ほどで登山口へ着。
割と緑が多めに生い茂って薄暗いのが気になりますがいざ登山口内へ突入!
薄暗っ!
自然林内は先日の雨の影響かぬかるんだ地面に苔付きのごつごつとした岩がじめっとした空気感を演出してくれます。
しばらく歩くと虚空蔵山山頂まで1.0kmの表示が。
なんだあと1.0kmか、楽勝じゃん!と思った
そこの貴女。
山歩き歴1年未満のマスターから一言。
山を舐めんな
同じ1.0kmでも平地と山では距離感が全然違います。大分歩いたな〜と思ってもまだ0.1kmてのは登りの山ではよくありますね。
歩きづらい自然林を抜けたら緩やかな登り道となり、石階段を上がると虚空蔵寺に到着します。
このお寺は山中にひっそりと佇んでいて雰囲気抜群です。
誰もいない虚空蔵寺を後にして歩いていくと結構な斜度の登りになりジグザグと進んでいきます。
この辺りから自然林から一気に眺望のいい山道に出ます。
陽当たりがよくなり結構な斜度を登っているとだんだん息が上がってきたのでここらで一息休憩につくことに。
今回は京都のサーカスコーヒーさんのオリジナルボトルに行動食を入れてきたのでエネルギーチャージとおやつタイムです。
<サーカスコーヒーさん>
うまい棒たこ焼き味処は美味いけど口の中の水分をもってかれる、、、
一息ついて太ももの張りがおさまったので虚空山頂を目指して山歩き再開です。
山頂手前には山のシンボル「丹波岩」があり
眼下の丹波の里から一面に抜群の景色が広がります。
これが丹波岩。
ちょっと曇ってましたが眺望は最高です!
四方の山々を眺めることができ天気が良ければ淡路島が見えるとか見えないとか。
丹波岩から歩いて1分で虚空蔵山山頂です。
山頂より丹波岩の方が眺望がいいのはここだけの話です。
次は虚空蔵山山頂から尾根を歩いて八王子山頂を目指すのですがこのルートが1番大変!
ハイカーさんがあまり歩いていない影響か季節的なものなのか、樹林草木が生い茂りまくりで「おいおいここ歩けるの??」状態の尾根をかき分けながら進んでいきます。
このルートは尾根なのに急に下ったり登ったり
地面が傾いていたり、倒木があったりと結構歩きにくいです。あと陽当たりが良くないので薄暗くて湿っているのが少し心を不安にさせますが、木々に付いている色付きのテープを目印に気持ちを奮い立たせて進んでいきます。
鉄塔を通り抜けたあたりでふと気がつく。
なんか下りてきてない??
YAMAPで調べてみると途中の分岐で左に進むところを右に進んでしまい目的地の八王子山頂から大分それてしまっていました。
戻るか。どうするか、、、
これまでの過程を浮かべ自問自答し出た答えは
よし。先へ進もう。
後戻りはNO。楽しい山歩きがマスターの
モットーなので。
ここでお腹も空いてきたこともありコーヒー&おにぎりタイムです。
安定のシャケおにぎりと冷たい水出しコーヒーが歩き疲れた身体と心に染み渡ります。
さぁ、ゴールの草野駅を目指します!
えっ、ここを進むの??
腰の高さまで生えたガサガサした草が身体にバンバン当たるし足元が見えないしなんか山歩きというか探検ですねこりゃ。
ジュラシックパークみたいな所を抜けると
ごつごつ岩の下りがあり最後まで気が抜けないです。
険しい下りを抜けて無事にJR草野駅に到着です。愛宕山の下りの時は長くて大変でしたが
今回の下りも別の意味で大変でした。
身体は毎回疲労しますけど山歩きを続けてきて
体力と身体(特に下半身)が強くなってきたのを感じます。そろそろ標高1000m以上の
山歩きに挑戦してみようかなと帰阪の電車を
待ちながら考えるマスターでした。
<マスターの山歩き記録>
日時:2022年8月22日(月)晴れのち曇り
場所:兵庫県三田市/虚空蔵山
山歩きタイム:3時間33分(休憩含む)
走行距離:5.8km
持ち水:500ml×3本
コーヒーは山で飲むのがやっぱり美味い
かみかわ珈琲焙煎所
マスター