犬歯の根本に鼻筋が付着!上顎骨を突破していた。
御覧のように犬歯の根本には鼻肉が付着していました。
犬歯動画
犬歯というのは前歯と奥歯の歯列カーブの位置にあり、その為どの歯より丸みがあり、特別な歯の形をしていますね。根本が長く丈夫です。そしてその犬歯の根元は鼻筋が上顎骨を突き抜けて付着されていました。
どういうこと?
鼻穴を動かしてみましょう!
牙がむき出しになる感覚。そう、わんこが威嚇する時の状態を想像してみてください、鼻孔も広がってませんか?
人間にも威嚇する名残があるのかもしれませんね。犬歯だけ歯肉短縮しやすいのではなく奥の根の筋肉に要素があったりして!
私たちの意識しないしぐさの中に、お肉を食いちぎる際に自然と糸切り歯に手を持っていきますよね?これは癖でしょうか❓習慣でしょうか?本能でしょうか?
ちなみに癖とはこちら↓
【咬合調整で感じたこと】
犬歯の根本の前歯と隣接している部分をほんの少し(天然歯)削ってしまいました。レジンで接着すると光で固める際に収縮しますね。収縮する力なのか、何なのか
犬歯の尖った歯先部分は内側に倒れてきてしまいました。
私の場合側切歯を抜いてしまって犬歯が2番めの位置にあるのですが、歯は役割にあった根っこがあるので、2番目に移動したとしても犬歯の役割のままで居たいように感じました。まっすぐ下向きに生えていた上顎の犬歯の歯の根本に付着した筋(鼻筋)も引っ張られるので片側だけ鼻孔が丸くなったり揃わなくなるのかな?
前歯から数えて3番目の歯はそのカーブの先に奥歯が並びます。
そして犬歯の後ろから3番目に一番大きな6の歯が並びます。犬歯と6の歯はアンカーみたいですね。
【上顎6のお話に続く】
だから6の歯は比較的最初に生えてくる歯なのかもしれません。