歯と体研究

私たちの歯の役割は、噛むことだけではなかった!歯と頭蓋の関係とそれがどのように体と繋がって、姿勢や癖に変化を与えるか!また、目、肌、自律神経、呼吸等、様々な繋がり、顔や体の歪みと歯の関係について、そして治せない噛み合わせの歯科事情や歯科医の苦労話なども含め皆さんにお伝えします。

歯と体研究

私たちの歯の役割は、噛むことだけではなかった!歯と頭蓋の関係とそれがどのように体と繋がって、姿勢や癖に変化を与えるか!また、目、肌、自律神経、呼吸等、様々な繋がり、顔や体の歪みと歯の関係について、そして治せない噛み合わせの歯科事情や歯科医の苦労話なども含め皆さんにお伝えします。

最近の記事

全歯科医に警告

何故、顎の位置がずれるのか。後頭骨が下がる仕組みについて 歯医者では横になってこのように治療することがありますね この状態では下顎頭は後ろに下がりやすい姿勢となります。 寝たからといって顎は通常は下がらないようになっていますが、この状態で咬合紙に色を付けるととても危険です。何故なら下記のようになっていることもあるからです。 首の傾斜が大きく湾曲状態の姿勢は重力により本来の位置より顎は下がってしまう事があります。顎が下がった位置での調整は奥歯だけが当たるようになります。通

    • 天然歯のエナメル質を削らないで!

      昨日歯科衛生士さんと熱く語った。 何で歯医者さんは天然歯 削って調整するんだろね。 彼女は天然歯の前歯の裏削られてからずっと調子が悪く、変な感じだと。 だけど、先生には遠慮して、それ言うとまだ削られそうで、前歯薄くなって割れるのが怖く言わないで居るそう。 そんな感じる程、削る?? 歯医者さんて、奥歯干渉しない様にか、尖った部分の咬頭削っちゃって平らにしますよね〜。って私が言うと、そうそう。 歯の皺とか取っちゃうよねー。つるりんとさせちゃうよねと。 なんだい、思

      • 再生

        歯科技工士がいなくなる

        マックのバイトより時給が少ないなんてとんでもだと思います。資格を取るために多大な費用を払い報酬で報われないなんて。離職率が高いままを放置して困るのは結局利用者なのに。実際に精密な仮歯を作ってみて、型取りの大事さや盛り足しの繊細さを初めて理解できることがあります。私たちの大切な歯を守るために安すぎる技工料の見直しと、歯科医療の見直しをすべきではないでしょうか?

        • 天然歯調整による縫合のズレとアンテリアガイダンス。下あごが上がるという意味、咬合器のセットに関して歯科医に伝えたいこと

          咬合紙調整で天然歯の咬頭を削ってしまう先生がいます。 こちらの噛む面の咬頭をわずかに削るとかみ合わせが低くなります。 低くなるだけではなく咬頭が短くなるという事は上下の歯の横斜面の滑走の距離が短くなってしまい上の歯を下顎が乗り越えてしまう事になります。 このアンテリアガイダンスとは高く飛んで元の位置に戻るスノーボードを連想してください。 傾斜距離が短いと高く跳ねれない、つまり上下の歯は離れにくくなるのです。 また、義歯の咬頭を丸めすぎる技巧士さんがいますが、それはスノーボ

          同じ患者なのに先生によって全く違う治療法、歯医者に伝えたい事

          こんにちは、私は患者として様々な先生にお会いして、先生によって治療法が違いすぎという問題に出くわして、何故?と思いかみ合わせ治療に関するその歴史を学んでみる事にしました。 1960年から70年にかけては下顎の安定を図るために下あごを限界まで奥に奥に押してその限界値でかみ合わせを採取するという事が主流でした。こちらがそれです。 ところが1980年になり顎関節や咀嚼筋の研究が進むにつれ、下顎頭の奥には様々な神経が集中しており、そこに押し当ててのかみ合わせ採収はいかがなものかとい

          同じ患者なのに先生によって全く違う治療法、歯医者に伝えたい事

          歯科で解明されていない事について

          かみ合わせ不良は何故感じるか マージンと内面の大切さ 連結してはいけない理由 軸になっている歯の咬頭を削ると顎の位置が押し込まれる 食いしばる必要性 かみ合わせの理論 先生によって気になるところ、見るところが違うという事 入れ歯は夜外す歴史 親知らずは抜いてしまう 削って調整するという事 自律神経、平滑筋が関与 なってみないと理解できない事 時間が足りない、カウンセリング能力の違い 幅や向き、筋肉位でかみ合わせが変わるということ 一番奥の歯がいかに大

          歯科で解明されていない事について

          ④どこまでが歯医者さんの役割ですか?治療家さんも知らないと明日は我が身。皆で考えてみませんか?

          歯の調子が悪い、ドクターショッピングをしているような方。そんな患者さんの為と歯医者さんや技工士さんに向けて発信しているので少し専門用語も出てきますが、わからない方はわかるところだけザザットお読み頂けたらと思います。しかし、知らないと困る痛い話です。 何かしらのお役に立てたらいいなと思い配信しています。 まずは大事なこと、仮歯作成時上手くいかない結論はこんなところにあった!!という事で延べていきます。いきなりですが ① ”仮歯作成時のマウントの仕方はどうやって決めているの

          ④どこまでが歯医者さんの役割ですか?治療家さんも知らないと明日は我が身。皆で考えてみませんか?

          ③専門医だからこそ気が付かない普通、洗脳。学んだことが全ての医師 対 感覚、本能(脳と体の繋がりの違和感、経絡)で話す患者とのギャップ。

          ふつうは勝手に自律神経がしてくれているのでありがたいことが沢山あります。ですがそこが壊れてみて初めて、普通にできていたことが何故だかできない!なんかおかしいと気が付き焦りを思えることがあります。自律神経は自分の意思とは関係なく動いている筋肉、平滑筋と呼ばれるものが体にはあるのです。時間の感覚、平衡感覚、物覚え… なぜ今までできていたことが急にできなくなってしまったのだろう、その理由もわからずに一般人はお医者様に伝えようとします。 年のせい、ストレスのせい。でかたずけられる

          ③専門医だからこそ気が付かない普通、洗脳。学んだことが全ての医師 対 感覚、本能(脳と体の繋がりの違和感、経絡)で話す患者とのギャップ。

          ②頭蓋の縫合面がたわむことが知られていないのに歯を並べ替える、天然歯を削ることの危険。学ばない事の怖さ、良かれと思ってした治療で大変なことに!

          現代医療では頭蓋骨は一つの塊であるという認識で動かないという事になっています。このことが様々な不定愁訴の原因であるかと感じます。 実は最近では縫合面はたわめることがわかってきました。でも、ごく一部の先生しか理解していないようです。理由は、信じられない!!です。 生まれてくるときから 成人時迄には頭の形は決まる!となっているようですが、成長とともに頭も大きくなりますね。ひと固まりで大きくなると思いますか? 噛む力だったり、顎の力、生活習慣など、様々な要素の元、骨格は成長し

          ②頭蓋の縫合面がたわむことが知られていないのに歯を並べ替える、天然歯を削ることの危険。学ばない事の怖さ、良かれと思ってした治療で大変なことに!

          ①歯医者の現状を知ってしまった患者

          歯医者さんは医科のお医者様に比べると単価が安いのでか、ぎゅうぎゅうに患者を詰め込んで重ねて予約を取らないと食べていけない。 細かい要望を聞いたり、かみ合わせなど詳しく見る時間が限られる。 技工士さんも数をこなさなければ収入にならないので補綴物のやり直しなどはもってのほか。まして仮歯の作成には時間をかけれない。 また、仮歯はセメントがあるので土台と接触する内面や歯茎との境目のマージンをきっちり合わせる事はしない技巧士さんもいる。 噛んでいるうちにセメントが壊れて仮歯が使

          ①歯医者の現状を知ってしまった患者

          上顎6の話

          その6の歯の根っこは案外長く、上顎骨の突起している部分まであります。また、上顎骨の突起の内側には上顎洞があって、6の歯の根本がスレスレ隣接しています。とても薄い壁なので6の歯の根本が腐ると副鼻炎を起こすのかもしれません。 副鼻腔は、自然口とよばれる通り道で鼻の中(鼻腔)とつながっており、副鼻腔から出る分泌物や異物は、自然口を通じて副鼻腔の外に出ていきます。 副鼻腔の医学的役割ははっきりとはわかっていないそうですが、頭の重さを軽くしたり、顔面を保護するなどの役割があると考えら

          口の中の筋肉の付き方

          これは舌の後方外側にくっついている口蓋舌筋です。舌を拳上したり咽頭を収縮させるのですがその先はどこにくっついていると思いますか? はい、軟口蓋の前面です  口蓋舌筋は軟口蓋を後ろに引く、または下げるこことができますね。口蓋舌筋が収縮すれば舌の後方が持ち上がるか、軟口蓋が下がります。咽頭も収縮するでしょう。 青いところは口蓋垂筋で軟口蓋の後部の輪郭を変えます。軟口蓋は嚥下の間,鼻咽腔を閉じるのを補助し口蓋腱膜の背面につながります。口蓋帆挙筋がその下にあります。 口蓋

          口の中の筋肉の付き方

          顎と首と鎖骨の位置は前歯でも変化する。模型を見る大事さ。

          私はほぼすべての歯を調整したり入れ替えたりしていますが、今回上顎の前歯2本を入れ替えたことによって、せっかく調整した奥歯の当り方も変わった。という点。前歯の歯肉側の幅を狭めると犬歯の歯先が内側中央側に倒れてきます。このことにより上顎骨の左右のアーチも若干内側に狭まってくるので奥歯の当りが強くなるのです。 これは歯を研磨している最中に同時に起こっています。 仮歯の人は土台がそもそも小さくなっていますので外している時間が長くなると歯茎は敏感に反応しています。どうしたらいいかな

          顎と首と鎖骨の位置は前歯でも変化する。模型を見る大事さ。

          歯と腔と骨液の関係が全てが解明。何故、歯で不定愁訴が起きるのか核心に迫る

          ようやくわかった人間の体には腔があり、その存在は大切なので骨で囲まれて守られている。 空間なので狭くもなる。狭くなるとその周りの組織が詰まったりする。 空間でも腔は繫がりがある。 腔の働き 滑液の働き 膜の働き それぞれはどこにあるのか見てみましょう そして体の動きを円滑にするのには滑液というのが全身至る所にありますね。その滑液は膜で覆われています。 膜は全身の至る所にあります。 例えば食道は胃に伸びていますが胃の周りには膜が存在します。 膜は上部下部にも

          歯と腔と骨液の関係が全てが解明。何故、歯で不定愁訴が起きるのか核心に迫る

          噛み合わせが狂ったとき行く歯医者

          とっても勉強されている歯医者さんもいい。でも理論的にわかっていても器用、不器用はある 歯は繊細だからプラモデルを作るような細かい接着なんかができる先生がいいと思う。あと、歯の形状、咬合点診れる先生ですかね。中々居ないですよ。職人技ですからね。 でも一番は、話を聞くことが出来る先生 これですね。 歯医者さんは忙しかったりするので一度話した内容を覚えてくれてないこともしばしば。 だから、ちゃんとカルテ記入などしている先生がいいと思う。 雑な先生は無理かと思う ここぞ

          噛み合わせが狂ったとき行く歯医者

          軟口蓋の上下により硬口蓋(上顎骨)は角度を変える。

          これまでの常識は左右の上顎は1つの塊で動かず、それに対して下顎が運動するという上下2点の噛み合わせです。 でも実際は上顎の回転を利用した歯列矯正があります。 上顎の歯を抜いてアーチを狭め上顎を回転させて下におろす、後ろに下げるというやり方があります。前歯が閉じないオープンバイトの人なんかにやっています。 でもこれは結構戻りやすいです。何故ならなぜオープンバイトになっているかという事をよく診ないからです。 舌を出す、前歯を舌で押す癖が悪いと言われています。 では、なぜ舌

          軟口蓋の上下により硬口蓋(上顎骨)は角度を変える。