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【竹富島に泊まろう!】日帰りでは味わえない贅沢な島時間、石垣島発1泊2日モデルプラン

沖縄の離島の中でも人気の観光地、竹富島。行ったことはある、でも泊まったことはない、という人もけっこう多いのでは?

石垣島から一番近く、レンタサイクルを使えば半日ほどで周ることも可能な小さな島。それゆえ日帰りで訪れる人が多い場所です。ホテルや飲食店が少なく、泊まるにはややハードルが高いのも事実。

それでも、「竹富島には泊まるべし!」と自信をもってオススメします。

今回は、実際に私が竹富島で過ごした1泊2日プランをご紹介!これから石垣島・竹富島への観光を検討している方の参考になれば幸いです。


竹富島ってどんなとこ?

歴史・自然・独特な文化の魅力がギュッと詰まった竹富島。周囲はサンゴ礁に囲まれ、白い砂浜、青い海と南国リゾート好きにはたまりません。伝統的な赤瓦屋根の集落や水牛車など、ここでしか見られない風景も。人口わずか350人ほどのこの島には、のんびりとした島時間が流れています。

シュノーケリングをしたり、水牛車やレンタサイクルでのんびり島を周ったり、楽しみ方は色々。そして、日帰りの観光客が去ったあと、宿泊者だからこそ見られる島の雰囲気をぜひ感じてみてください。

1泊2日モデルプラン【1日目】

12:00~13:00頃 |  石垣島からフェリーで竹富島へ

石垣港離島ターミナルから竹富島への定期運行船は、「八重山観光フェリー」「安栄観光」の2社が運営。所要時間は約15分で料金も同じ。乗船時間は各会社で異なるのでご注意を。時刻表はコチラから。事前のWeb予約がオススメです!

竹富島には飲食店が少ないので、特に繁忙期はどこも込み合います。もちろんコンビニもありません。事前に予約をしていくか、石垣島で早めの昼食を済ませる、もしくはお弁当を買って移動するのがベター。

13:00~13:30頃 |  ターミナル到着 

ターミナルに到着したらまず、入島料を払いましょう。竹富島では島の保全活動のため、入島料(300円)を徴収しています。強制ではないですが、いつまでもきれいな島を観光できるよう、微力ながら貢献したいものです。

14:00頃 | 水牛車で島を周遊

晴天にブーゲンビリアの花もいっそう映えます。見ごろは春~初夏(冬以外は年中見られるそう)

いよいよ観光スタート!まずは竹富島といえば水牛車。ターミナルには水牛車観光の送迎バスが来ているので、それに乗って観光センターへ。観光会社は「新田観光」「竹富観光センター」の2つですが、現在こちらの竹富観光センターのみ水牛車の営業をしているようです。(2024.5.4現在)

牛さんの気分にまかせてのんびりと

ガイドさんの三味線を聴きながら水牛車で島をまわれば、いっきに気分も盛り上がります。 所要時間は約30分。人間が歩くスピードよりも遅いため、ゆっくり、じっくり“沖縄の原風景”を楽しめます。

最後に牛さんと記念撮影も可能
6月下旬のブーゲンビリア(撮影日 2022.6.30)

15:30頃 |  コンドイ浜で海水浴&シュノーケリング

八重山諸島でも屈指の透明度と美しさを誇るコンドイ浜。

ホテルにチェックインして荷物を置いたら、歩いて島の西側、コンドイビーチへ向かいましょう!

エメラルドグリーンの透明な海が水平線の彼方まで続く、遠浅のビーチ。
シャワー・トイレ・更衣室も完備
ナマコがたくさんいました

かなり遠浅なので、サンゴや熱帯魚を見る本格的なシュノーケリングはできませんが、個人で気軽に楽しむにはぴったり。プカプカと浮いているだけでも気持ちがいいです。シュノーケリングセットはレンタルも可能。

18:00 | 「竹富島ガーデンあさひ」で夕食

夕日鑑賞に備えて、夕食は早めに済ませましょう!

島の飲食店は15時頃には閉まるお店も多く、特に夜は不定休…。そんな中、夜でも安定して営業しているのが、この「竹富島ガーデンあさひ」。私も何件か電話して、やっと予約にありつけました。

名物の車海老フライ、天然もずく丼、ソーキそば

もずく丼はとろっとした和風あんかけで、するすると食べられます。

19:00~ |  西桟橋で夕日と星空観賞

6月末19時の西桟橋から見る夕日

夕食後は歩いて西桟橋へ。竹富島の中でも人気の夕日スポットです。石垣島へ戻る最終フェリーが17時台のため、竹富島の夕日と星空を見られるのは宿泊者だけの特権

桟橋に腰掛け、日が沈むまでぼーっと過ごす贅沢な時間

夕日が完全に沈んでもまだ空は少し明るい。きれいな星空を見るにはもう少し遅い時間がオススメ。一度宿に戻り、お風呂をすませてあとは寝るだけにして、再び西桟橋へ向かいましょう。街灯がほとんどないので、携帯かライトを持って行くと安心です。

静寂の中、桟橋に寝そべりながら見上げる星空は圧巻。天の川も見ることができ、この星空だけでも竹富島に泊まる価値あり!と言えます。真っ暗で少し怖いので、できれば二人以上で行くのがオススメ。

宿泊 | ゲストハウスたけとみ

伝統的な赤瓦屋根と石壁で、竹富の歴史と文化を感じられる宿。

集落の中心部にあり、観光にも便利な宿「ゲストハウスたけとみ」。全部屋個室でバス・トイレ・冷蔵庫・電子レンジ・簡易キッチン完備。洗濯・乾燥機(有料)もあり、水着が洗えるのはありがたい。

外に敷かれた白砂は海から運んできたものだとか

明日の朝散歩に備えて、しっかり寝ましょう。おやすみなさい。

1泊2日モデルプラン【2日目】

8:00 | 「ファットバイクレンタル 竹富島」へ!

宿で朝食とチェックアウトを済ませたら、レンタサイクルで島散策を開始!島で唯一ファットバイクのレンタルをしているこちらのお店。極太タイヤのおかげでゆっくり走っても抜群の安定感。何より運転が楽しい!普通の自転車より料金は高めですが、こちらにして大正解でした。

竹富島の砂道でもスイスイ進んで疲れ知らず。

8:30 | 朝の西桟橋をお散歩

朝は人も少なく静か。

石垣島からの最初のフェリーは7:30発ですが、朝の竹富島はまだまだ静か。観光客が増えてくる前に人気のスポットを周りましょう。朝・夕・晩、それぞれに美しい表情を見せてくれます。

9:00 | カイジ浜で「星の砂」探し

緑のトンネルを抜けた先には…
こんなに綺麗な海岸が…!

「星の砂浜」とも呼ばれるように、「星砂」で有名なカイジ浜。星の砂を探しながら、のんびりお散歩しましょう。 砂は持ち帰ることができないので、欲しい方はビーチにある売店で購入を。

10:00 | 「アトリエ五香屋」でお気に入りの”やちむん”を見つける

お店の入り口はこの縁側

お散歩の次はお買い物。カイジ浜からほど近い「アトリエ五香屋」がオススメです!「やちむん」とは沖縄言葉で焼き物のこと。アトリエ五香屋のやちむんは、地元の土を使った素朴で温かみのある作風が特徴。島の自然や暮らしをモチーフにした絵付けは、見ているだけでほっこり。きっと大切な思い出の一品を見つけられますよ。

愛用している湯呑。底の柄がお気に入り。

11:00 | 集落へ戻って街ぶら

島のシンボル「なごみの塔」。老朽化のため登ることはできません。

そろそろお昼どき。集落に戻って町をぶらぶら散策しつつ、ランチのお店に向かいます。

高台から見た町の景色。

11:30 | 「たるりや」でランチ

宿から歩いてすぐ。全席テラス席で解放感バツグン。

動いたあとは、島の風を感じながらガジュマルの木の下でひと休み。おばあちゃんの作る家庭的な味で島の最後を締めくくります。

ゴーヤーチャンプルーとカレーライス

12:00~13:00頃 | フェリーで石垣島へ

フェリーの時間に合わせてターミナルへ。事前にお願いしておけば宿のオーナーさんに車で送っていただけます。

時間を気にせず自由で心地よい旅を…

ゆっくり穏やかな時間が流れる竹富島。あえてツアーには参加せず、こんなふうに自分のペースでのんびりと過ごしてみませんか?

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