日用品を選ぶ眼差し
ものは ちゃんと手に取って、
触れて確かめて選びたい。
だから、通販はあんまり使わない。
(本とかリピート買いのものは例外)
という方針でやってるけど
数ヶ月前、munaさんがinstagramで紹介されていたティッシュケースがどうしてもほしくなって、久しぶりにオンラインショップで購入した。
丁寧に包まれて届いた荷物を開けて驚いた。
ポストカードいっぱいに手書きの言葉が綴られていて、そのポストカードもmunaさんオリジナルのもので。
え、好き。
お店行きたい。
そんなわけで、今回の旅で福岡に行くと決めたのは、munaさんのお店があったからというのが大きいです。
実際にお店に行ってみて、
あぁもう、なんて素敵なんだろう、この世界の中で生きていけたらどんなにしあわせだろうと思った。
静かでやさしい時間が流れる場所。
漂う空気が、澄んでいる。
(尾道の「紙片」が好きな人がこの記事を読んでくれていたら、
muna さんにも絶対行ってみてほしい!)
2枚目の写真のポスターを始め、ご自身でデザインされた紙ものもいくつかあった。
それらが全部 美しくて、こだわりを持って作られていて。
あまりにも正しいから もともとデザイン関係の勉強や仕事をされていたのかと思ったら、独学だそう。
さらに心動かされた。
すきなことは、どこまでもがんばれる。
経験や専門知識はないけれど 昔から自分の好きなものは分かっていて。
ただそれをしているだけなんです。
ということを話してくれた。
自分の中にある「すき」を大切にした先に、こんな世界が待っているのなら。
すきなもの・ことを追い求めるのは全然怖くなくて、むしろ希望に溢れている気がした。
自分の部屋に帰って、
muna さんで買ったポスターを眺める度、「大丈夫だ」と思う。
muna さんで選んだ香りが漂う度、眠る直前みたいな意識の軽さを感じる。
なくても生きていけるけれど、便利さとは違う軸で人生に必要なもの。
そんな日用品が並んでいる場所なんだと思う。
そして、店内も並ぶ商品も美しかったけれど、カウンター越しで作業をされている店主さんが 何よりも美しかった。
▽ muna さんで買ったディフューザー。
これまでの悩みを解決してくれる最高な1点
* * *
▽munaの店主さんが勧めてくれたランチのお店「今是」
和紅茶とケークサレをいただいたら、めちゃくちゃ美味しくて、週一で通いたい。
しかも店主さんが かっこよくて素敵でございました。
▽雑貨とカフェが好きな人には こちらもおすすめ。
2駅離れるけど、時間に余裕があれば立ち寄ってほしい。
いいものたくさんありました。
* * *
最後まで見てくださってありがとうございます。
明日は、博多で巡った紙もののお店について書きます。
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こんにちは、kami/(かみひとえ)です。いただいたサポートは、「世界の紙を巡る旅」をまとめた本の出版費用に充てさせていただきます。今年の12月に発売できる…はず…!