その扉の向こうに『キミとボクは』
あの扉の向こうには
「
出逢ったばかりの頃は、お互いにコドモの様
『キミ』を好きになり始めた時は
すっかり二人は仲のいい友達になってた
『キミ』と『ボク』は仕事でも忙しくしてた時
いつしか毎週のように遊ぶようになり
二人が恋人になるには、時間は掛からなかった
いろんな場所でいろんな表情で過ごした
離れる時は何故か、寂しくはなるけど
横にいなくても、辛く苦しい事はなかった
不思議な事だったけど、今思えばわかる気がする
『キミ』が結婚する時に呼ばれたこと
『ボク』が結婚する時に呼んだこと
同じ友達が居る事もあるけど
なんか少し気まずくもあった
今はもう恋人同士ではなくなったけど
大人として成長する大事な時に
『キミ』と一緒に居られた事は一生の宝物
今もこうしてたまにランチに行ってること
キミに何かあれば、相談してくれるところ
ボクに何かあれば、聞いてくれるところ
あの時のままで一緒に居続けていたら
こんなにも仲良く今もいれたのだろうか
あの頃より少しだけ距離をあけて
いつもと変わらないクシャって笑顔はそのままに
昔の2人はそこに居ないけど
まだ『キミ』と『ボク』は違う形で繋がっている
男女の友情関係はないというけれど
それを『ボク』と『キミ』で証明しよう
『ありがとう』の陳腐な言葉に
『これまでも』『これからも』の花を添えて
」
そんな、いつの時代も『ボクとキミが』が居た物語。。