【起業の成功法則】インプットで満足していませんか? 結果を出す人の秘密
こんにちは。あなた商品化プランナー(R)の亀田智仁です。今日は、起業や事業展開において多くの人が陥る「感情の落とし穴」についてお話しします。
人は誰でも、新しい知識を得ると嬉しくなります。セミナーで学んだ後や、ビジネス書を読み終えた後の「いい学びになった!」という充実感。しかし、この心地よい感情が、皮肉にもビジネスの成長を妨げる大きな障壁になっているかもしれないのです。
今回は「感情」の視点から、なぜ学びが成果に結びつかないのか、そしてどうすれば確実に結果を出せるのか、具体的な方法をお伝えしていきます。
人間は感情で動く生き物である
「今回は冷静に判断しよう」
そう思って決断をしているつもりでも、実は私たち人間の行動の多くは、感情が先に動いているんです。
例えば、こんな経験はありませんか?
「このお店、内装が素敵だから入ってみよう」
「なんとなく雰囲気の良い人だから、話を聞いてみたい」
「直感的にこっちの商品の方が良さそう」
私たちは最初に「感覚的・感情的」に判断を下し、その後で「なぜそうしたのか」という理由を考えることが多いのです。
ビジネスの学びにおける感情の罠
この「感情が先行する」という特徴は、ビジネスの学びの場面でも例外ではありません。むしろ、ここに大きな落とし穴が潜んでいます。
「今日のセミナーは本当に勉強になった!」
「この本から素晴らしいヒントを得られた!」
学ぶことで得られるこの充実感。これ自体は決して悪いものではありません。しかし、ここで重要な分岐点があるのです。
「充実感の罠」の正体
この現象をわたしは「充実感の罠」と呼んでいます。以下のような形で現れます:
学ぶことで満足してしまい、行動が伴わない
「もっと知識をつけてから」と、スタートを先延ばしにする
インプットすることが目的化してしまう
精神科医の樺沢紫苑さんは「自己成長は、インプット(学び)の量と全く比例しない」と指摘しています。では、どうすれば良いのでしょうか。
充実感を成功につなげる具体的な方法
セミナーや研修に参加した後、「とても勉強になった!」という充実感を感じることは誰にでもあります。しかし、その充実感を実際の成果に結びつけるには、適切な向き合い方とアクションが必要です。
1. 充実感との向き合い方
まず大切なのは、学びから得られる充実感を素直に受け止めることです。「いい学びになった」という感情は、決して否定する必要はありません。ただし、ここで終わらせてしまっては意味がありません。
この充実感は、実は新たな行動の「スタートライン」なのです。終着点ではなく、むしろ始まりのサインとして捉えましょう。そして、この高揚感を実際の行動のエネルギーに変換することが重要です。
特に重要なのが「24時間以内ルール」です。学びの余韻が残っている間に具体的な行動を起こすことで、モチベーションを最大限活かすことができます。時間が経てば経つほど、行動を起こすハードルは上がってしまいます。
2. 行動を確実にするための3つのテクニック
学びを行動に移すための具体的な方法として、以下の3つのテクニックが効果的です:
具体的なアクションリストの作成
学んだ内容を具体的な「やることリスト」に落とし込みます。例えば、「顧客理解を深める」という抽象的な目標は、「明日、既存顧客3人にヒアリングを行う」という具体的なアクションに変換します。小さな目標設定による成功体験の蓄積
大きすぎる目標は先延ばしの原因になりがちです。まずは15分でもできる小さな行動から始めることで、着実に成功体験を積み重ねていきましょう。行動日記の活用
実践したことを必ず記録に残し、週末には振り返りの時間を設けます。これにより、自身の進捗を可視化し、次のアクションにつなげることができます。
このように、充実感を単なる一時的な感情で終わらせず、具体的な行動と成果に結びつけることで、真の成長につながっていくのです。
成功者の実践パターン
私がビジネスコーチとして多くの方をサポートしてきた経験の中で、特に成果を上げている人々に共通する特徴に気づきました。それは、セミナーや研修で得た充実感を「ゴール」として満足するのではなく、新たなスタートを切るきっかけとして活用する姿勢です。
成功者に見る1週間の実践サイクル
成功者たちは、概ね以下のような週単位のサイクルで学びを実践に移しています:
月曜日:インプットの日
新しい本を読む、セミナーに参加する、オンライン講座を受講するなど
学んだ内容をノートに整理し、実践できそうなポイントをマークする
火曜日:小さな実践の日
前日の学びから、最も取り組みやすい1〜2個のポイントを選ぶ
例:新しい営業トークを1件だけ試してみる、新しいツールを1機能だけ使ってみる
水曜日:振り返りの日
実践した内容と得られた反応を詳しく記録
うまくいった点、予想外だった点をノートに書き出す
例:「お客様が特に反応してくれたフレーズ」「思ったより時間がかかった作業」など
木曜日:分析と改善計画の日
水曜日の記録を基に、改善できる点を具体的にリストアップ
周囲の先輩や同僚にフィードバックをもらう
より効果的な方法やショートカットを考える
金曜日:ブラッシュアップの日
改善点を取り入れて、もう一度実践
火曜日との違いを意識しながら取り組む
新しい発見があれば、それも記録
このように、学びを得てから実践、振り返り、改善、再チャレンジまでを1週間で完結させることで、確実に成長のステップを積み重ねていくことができます。
特に重要なのは、このサイクルを「完璧にこなすこと」ではなく、「継続すること」です。たとえ小さな実践でも、この流れを習慣化することで、徐々に大きな変化が生まれてきます。
実際、ある営業マンの方は、このサイクルを3ヶ月続けることで、商談の成約率を1.5倍に向上させることができました。最初は「新しい営業トークを1件だけ試す」という小さな実践から始めて、週を重ねるごとに少しずつ改善を重ねていった結果です。
このように、成功者たちは「学び→実践→振り返り→改善→再チャレンジ」というサイクルを、無理なく続けられる形で構築しているのです。
まとめ:行動が結果を生む
10冊の本を読むより、3冊の本の内容を実践する方が、確実に成長できます。大切なのは、知識を得ることではなく、その知識を行動に変換できるかどうかなのです。
今日から、あなたも充実感に溺れることなく、行動する起業家への第一歩を踏み出してみませんか?小さな一歩が、必ず大きな変化を生み出すきっかけとなります。
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