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11/20ベルリンフィルブル5
少し時間が空いてしまいましたが、ベルリンフィルがアメリカツアーでボストンにやってきました!!
初の生ベルリンフィルがボストンのシンフォニーホールなんて、めっちゃ幸運すぎた。
ブルックナーの5番、1曲プロでした。今年は生誕200年のメモリアルイヤー、今シーズンのベルリンフィルもこの曲でスタートしたのだとか。
一生忘れないコンサートになりました。ベルリンフィルは言わずもがな、ペトレンコ凄すぎ、、
Youtubeとかでも感じてたけど、4楽章のフーガとかもはや軍隊かってくらいの統率力というか。音の密度もすごくて、上手く言えないけど休符にも何かが聞こえるような、オケの一体感が極限のレベルで完成されてる感。「ベルリンフィル」という一つの巨大な楽器が鳴ってる感じ。特にアゴーギク、3楽章とかのテンポが弛緩するポイントでそれがめっちゃ感じられてゾクゾクした。
この日コンマスは樫本大進、オーボエはマイヤー、クラはフックス、ホルンはドールと、Youtubeで何度も見た錚々たる顔ぶれで、始まる前から興奮が止まらんかった。
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そしてフルートはジャコー。
実はチケットとってから気になって調べたら、パユはアメリカツアーのもう片方のプログラム(コルンゴルトVn.協奏曲、ドヴォ7)担当だったみたいで、初パユ拝めるかなと期待していただけに唯一チョピリ心残りだった。
いやいや、ジャコー素晴らしすぎました。パユが良かったとか言ってごめんなさい!!
めちゃめちゃ透明感ある、スッと身体の中まで届いてくるような音色がすごく好みだった。自分もあんな音色を目指したい!
パユはまだ生で聞いたことないけど、なんとなくパユとジャコーは音色感みたいなのが結構正反対な気がした。
ジャコーは試用期間を突破できず退団が決まっているらしいけど、技術的な問題からというよりも、ひょっとしたら音楽性の違いが原因で、とかいうこともあるんじゃなろうか。
そういえば、最近来年のベルリンフィル日本公演のチケット価格が話題になっているのでそれにも少し触れると、今回購入したのは確か一番安い席で、90ドルだった。
購入するときから「今めっちゃ円安なのに、これひょっとして日本よりだいぶ安くね?」と思っていたら
案の定来年の特別公演@大阪は最安のE席が3万円。エゲツナイ。
おそらく一生記憶に残る、本当に幸せな演奏会だった!