1/24 BSO Beethoven 8&9①
BSO感想。今年1月BSOは音楽監督ネルソンスとベートーヴェンツィクルスをやっていて、その最後の8番9番に行ってきました。1月中旬までは旅行でボストンを離れていたので、それ以外は聞きに行けなかった。その話もいずれ投稿する予定。
BSOはCollege Cardという、年間30ドル払えばそのシーズン中空席ががあるコンサートに行き放題な破格過ぎる学生割チケットがあるのだが、このツィクルスはどれも大変人気でこちらのカード対象外となっていた。
しかし、友人から「開演3時間前にリリースされる当日券に並ぼう!この日は10:30販売開始だが9時には並び始めるので9時前めがけていこう」と教えてもらい。当日券に並んできました。
9時前に到着したのだがすでに三人並んでいた。その後もどんどん列は伸びて、10時ごろには最後尾が見えないほどに。写真撮っとけばよかった。
もう一人その友人の友人は10時ごろ並んだのだが、買えなかったらしい。
10ドルで真正面の、視覚的にはめっちゃいい席をゲットできた。音響的にはやっぱり2階席の真下だからかもう少し響きが届いてほしい気はしたが、全然気にならない程度。ボストンシンフォニーホールは場所による聞こえ方の差が比較的小さい(どこで聞いても素晴らしい!)ような気がする。
お気に入りの席は2ndバルコニー(3階席)の真正面。一番音が飛んでくる気がするし、3階席でもホール自体がバカでかいわけではないのでぜんぜん舞台も遠くない。
生ネルソンス、激痩せでした。11月の定期公演も聞きに行っていたのだが、その日はなんと1曲目が終わった後なかなか再登場せず、マネージャーが出てきて体調不良で降板と伝えられ、代わりにアシスタントが残りを指揮したという出来事があった。ずっと手すりにつかまって指揮していたので心配だったが、いやはや、びっくりしました。
あとこの日のメインは映像に合わせて二人の歌手と一緒に演奏する(よくわからない🤫)現代曲だったのに、急遽振ることになったアシスタントは完璧にこなしていた。ブラボー。この方は10月のガン付きも素晴らしかった。
話が逸れたが、昨日の演奏会ではハプニングもなく、素晴らしい熱演を聴くことができた。
8番はネルソンス&BSOらしいエレガントで優しい音色によくマッチしていた。ベートーヴェンの交響曲の中では演奏時間も短く存在感薄めの8番かもしれないが、2楽章のリズムの刻み、3楽章のホルンやクラ、4楽章の狂乱感などなど、結構個性ある曲。
後半は主に第九の感想を書こうと思います!