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2024/5 懐かしさに浸る

さぁて、夢のGW期間に突入です。
去年は充実し過ぎてた分、GW五月病になりかけた。学生の頃は、特に学生最後の年は、もはやGWとか三連休とか関係なかったので、五月病というものを実感したことがなかったが、人々が五月病になる理由をやっと去年理解できた。

【部活のマネージャー】
私は高校生の頃、バスケ部のマネージャーをしていた。一学年に2人選ばれる。私と同学年の子は、以前の投稿で話した私の親友である。GW期間中、後輩マネージャーの2人にもあった。2人はサービス業なので、私と休みが被りにくく、気軽に会える存在ではない。久しぶりにそんな2人と会えて嬉しかった。その2人は後輩というよりは、ほぼ友達に近い存在である。2人とも色は違うのだが、面白い。マネージャー時代、プレイヤーの子達が練習している時間の大半は、私たちは立って選手の練習を見ながら、本当にいろんな話をした。週6くらい練習だったので、究極の暇を極めながら、必要であればすぐに動けるように周りを見ておく、そんな時間だ。時間がありすぎていたのに、毎日毎日よく話すネタが尽きなかったな、と感心ものである。学校の話はもちろん、どんな苗字がよかったかとか子供にどんな名前をつけたいかとか、空想やかなり先の将来まで見据えて会話していた。仲の良い人と一緒にいると毎回思うが、なんでみんなこんなに面白いのだろう。
類は友を呼ぶ、それを信じるなら私も面白いということかな。やった。

【中学生みたいな遊び】
GWが明ける頃、実家を離れてまた一人暮らしに戻った。最後は恋人と過ごした。
自転車を借りて、40〜50分漕いだ先にあるアリオに行き、フードコートみたいなところで銀だこを食べて、コナンの映画を見て、クレーンゲームをして、いっぱいのお菓子を買って、きれいな夕焼けを見ながらチャリを漕いだ。
ほぼ、中学生の遊びだ。唯一違う点を挙げるとすれば、クレーンゲームで課金できる額が変わったくらいだ。どこでどんなことをしても一緒に楽しめるというのは、友達だけでなく、恋人でも大事だと思うポイントである。今の恋人は、この人となら何をしても、何があっても楽しめる、なんとかなるだろうな、というそんな自信がある。私はきれいな朝日や夕陽、海や星空をみて心を浄化する。そんな綺麗な景色と出会うと、まずは大きく深呼吸をする。目を瞑って、自然と同化するのようにすぅ〜っと大きく息を吸う。私の肺に綺麗な空気がゆっくり入って循環していく。息は吐く時にぼんやり目を開けると私の大好きな景色が広がる。胸がいっぱいになる時間。
そういえば、なんで私はあの景色が好きなんだろうか。単にきれいだからと言われればそうなのだが、綺麗を超えた自然の大きさを目の前に、何も考えなくてよくなるあの時間がきっと好きなのだ。性格的に基本何かを考えていることが多いので、それを少しの時間現実世界において自然との世界に入り込むことができるから、好きなのかもしれない。

【運命の人との再会】
大学時代、同じところで働いていた人たちと、久しぶりに先輩後輩何人かで集まってBBQをした。そこには私の元恋人と今の恋人がいた。私の元恋人は全国彼氏ランキングを開催したら、5本の指に入る自信があるくらい良い人だった。そんな彼と久しぶりに再会した。少年のように無邪気に笑う姿、周りへの気遣い、作ってる最中につまみ食いをするところ、、、何も変わってなくてなんだか懐かしかった。色々あって別れてしまったが、彼なら全てを受け入れてくれる器の大きさを持っていたからこそ素直になんでも伝えられたし、何か悩み事があると1番に相談していたし、努力家だし、私に対して真剣に向き合ってくれるし、人に愛される力を持っているし、可愛いことするし、何より私をめっちゃくちゃ大切に想ってくれているということが、顔を見ただけで伝わる人だった。元恋人という関係でなければ、間違いなく今もずっと会い続けていた人だと思う。人間は、人生で2回運命の人に会う、と聞いたことがあるが、彼は間違いなくわたしの運命の相手の1人目だったと思う。
こんなことを書いていると、あれ、今の恋人は?となりそうなので、補足しておくと、今の恋人も私にとってとても大切で大好きな人である。今の恋人と元恋人は、割と反対方向にいそうなところにいるが、大切な人を大切にできるという根幹は同じである。その上でそれぞれに違う良さがある。
例えば、私に悲しいことがあった時、結果的にどちらも私を前に向かせてくれるのだが、その方法が違う。
元恋人は、一緒に私が悲しんでいるところまで感情を落として共感して寄り添ってくれる。
今の恋人は、過去にこんな風にして前を向いたんだよ、と教えてくれたり、どうやったら解決できそうかを考えてまた前を向くきっかけを与えてくれる。
どちらが良い、とかではない。
今の人に対してまだ100%を気軽にさらけ出せるかと言われれば、まだどうやって伝えるか、伝えたらこう思われないか、そもそも伝える必要があるのか、などを考えてしまっているので、No ということになるが、付き合ってきた期間も相手の性格も違うので、付き合っている人の性格を見て私がそのように選択しているだけということでもある。とにかく一つ言えることは、これだけ良い人たちと付き合えてきているので多分私は見る目がある。(人に恵まれているだけ)

【vaundyとワンオク】
ワンオクとvaundyの対バンに申し込んだら奇跡的に当たって参戦した。一度はワンオクを聞いてみたい、という想いがあったので、夢が叶って嬉しかった。ばうくんはいつも通り、いや煽りは少し控えめに、場を盛り上げて会場を沸かせた。続いてワンオク。高校時代付き合っていた恋人がワンオクファンだったので、当時は人並みより少し多く聞いていたが、とはいえ、曲数も多い中で知らない曲ばかりで盛り上がれなくならないか、少し心配していた部分もあった。対バンということで、超有名な、私が高校時代に聴いていた曲をたくさん歌ってくれた。青春が蘇ってきて懐かしかった。生で聴けて1番嬉しかったのは、Whenever you are だ。自然と涙が溢れてしまう、そんな歌声と演奏だった。結婚式で絶対にこれは流そう、と心に誓った。Taka とバウくんという、年齢差はありつつ、どちらも偉大なアーティストのコラボをこの目で見ることができたのは本当に嬉しい。もう2度とないかもしれないし。Takaはvaundyのようなアーティストがいればこれからの音楽業界は安心と言った。この人たちは日本の音楽業界を本気で背負っているんだ、と視座の高さを知った。
これを書いているのは、2024年12月なので、この対バンの時には知らなかったが、この前バウくんの密着テレビを見た。驚いたのは、想像以上に全てのことをバウくんが0から生み出していたことだ。私が大好きなライブの照明も、グッズも、MVも、楽曲も、歌詞も、レコーディングの音一つ一つも、全てバウくんから生み出されていた。その密着でバウくんが、この曲の正解は俺にしかわからないから俺がやらないといけない。と言っていて、無邪気に自分のためだけに音楽を作っているのではない、何かとんでもなく大きなものを私と同年代の24歳が1人で背負っているのを感じた。ルックバックという映画をおすすめされて私は観に行ったが、バウくんもそれを観ていた。それがバウくんに刺さる理由がわかったような気がした。映画のラストにあった、どんなことがあっても、作り続ける使命を背負った今、それをずっと背負い続けなければならないあのシーンが、バウくんと重なった。
バウくんは相手に伝えたいことがあるなら100%伝える気持ちじゃなくて自分が170%でいかないと伝わらない、と言っていた。他にも、失敗は怖くないのか、という質問に対して、物事は作り始めるという行為をする段階で始めから失敗している、何か失敗をしていたり、足りないところがあるから人は何かを創造する。それを修正していくために行動すると思えば、失敗なんてものは初めからない、とも言っていた。どちらも私の真似したいマインドだ。

【会いたかった人】
私にはやりたいことリストに書いていたことがある。それは恋人の家族に会うことだ。3月時点で恋人のお兄ちゃん夫婦とご両親にはお会いできていたが、まだおじいちゃんおばあちゃんに会えていなかった。ずっと恋人から家族の話は聞いていたので、皆さんにお会いできていたのが嬉しかった。その中でも、おばあちゃんは病気で体が上手く動かなくなってしまった話、おばあちゃんは元々キビキビ動いていた人でそれができなくなっているのがしんどそうな話、頑張って歩けるようになろうとしている話、色々聞いていて、恋人とのがいつかのLINEで、また私にもおばあちゃんを会わせたい!と言ってくれていた。恋人の実家にはじめてお邪魔した。行きつけのステーキ屋さん、美味しかったなぁ。そのあとおじいちゃんおばあちゃん家に向かった。扉が開く。おばあちゃんと対面する。その瞬間に、自分の感情が抑えられなくなって気づいたら涙が止まらなくなっていた。あぁ、会えてよかった。大好きな人の大好きな人に。嬉しさと安心といろんな感情が混ざって、恋人の両親も驚くくらいずっとずっと泣いていた。できれば、恋人の家族含め、みんなが元気な時に結婚式できるといいな。

なんか色んなこと書きすぎて、テーマ定められないけど、5月のテーマは、『懐かしさにに浸る』で決まり!




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