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臓器と感情の関係(思い編)

東洋医学では、臓器が感情を作っているという考えがあります。

本日は、思い=脾 について。

「脾」の能力は以下があげられますが、
・食べ物を消化、吸収し、気血水を作り出す働き
・栄養を全身へ運ぶ働き
・四肢や筋肉などにも影響を与える

機能が低下すると、
・思い悩んだり、思い込みが激しくなる
・手足が黄色くなる
・出血しやすい
・食欲異常、よだれが出る

といった症状が現れます。

「脾」と表裏関係にあるものが、「胃」です。

「胃」の能力は以下があげられます。
・食べ物を最初に受入れ、ドロドロ(腐熟)にして小腸に送る。

「胃」の機能が低下すると、
・ゲップ、吐き気、嘔吐
などの症状が現れます。

また、この2つは、土用に調子を崩しやすく、甘味を好みます。

いろいろ考えることが多かったり、考えすぎて心配になり、
脾が弱ると、小さなことに思い悩み、思い込みが激しくなって、
次第に頑固になります。

周りに、そんな方がいる場合、
「この人、困るな~。」ではなく、
「この人は、脾が疲れてるんだな~。」と見ることができたら、
平和な心持ちで過ごすことができそうですね(*´▽`*)
(脾がお疲れの場合、軽い運動をして気分転換すると良いそうです。)

<参考:五臓六腑>
五臓(陰・裏)=肝・心・脾・肺・腎       
六腑(陽・表)=胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦 


最後までお読みいただきありがとうございました♪

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