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うれしきこと。
昨日は就活生向けにインターンシップ。
参加数はやや少なかったものの全員満足してくれたようでワイも嬉しい。
このイベントを企画したのはもう5年前に遡る。
継続していくことは意外と難しいもので、この道のりの間には障害や阻害要因がいくつもあったワケで。しかし初志貫徹というか、確固たるコンセプトがあれば乗り越えることもできるし、変化にも柔軟に対応できる。それは実感してきたこと。
この5年でプログラムの内容にはいろいろと変化はしてきた。新しい試みもどんどん導入もしてきた。
しかし、コンセプトだけは一度も変えたことがない。なぜならコンセプト=骨格だから。(プログラムは筋肉の位置付け)
正しい骨格があれば良い筋肉を付けることができる。骨格が歪んでいれば筋肉が正しく付くことなく全体の歪みを生じ、破綻する。
企画当初に最も時間を掛けて作り込んだのはコンセプトであり、何回も遂行したことを思い出す。骨格をしっかり整えてしまえばプログラムを変えようとズレることはない。
そのコンセプトを一言で表すなら<楽しみながら学んでもらう>だ。
楽しくなければ学びへの興味は湧かない。学びに最も必要なのは興味を持たせること。興味を持ってもらうには『楽しい』という感情を呼び起こさなければならないと考える。
なぜこのように思うか?自分が参加者と考えた時、つまらなければ吸収できないからである。それは実体験が原点にある。常に『自分が参加者ならどうか?』と考えながら企画してきた。
そして、思いついたアイデアは数あれど没ネタなんて数えたらキリがない。なぜならアイデアを導入するかどうかは”コンセプトに合致しているか?”という視点と”参加者が楽しめるか?”の2点で決めているから。
今どきの言葉を使うなら参加者ファーストの考え方だろう。
自社の伝えたいことを優先したり、数を集めることを目的にするのは参加者ファーストとは言えない。常に参加者の期待に応え、期待を上回ることを優先する・・・これはおそらく物売りの経験が生きている。
そんなインターンシップに先日招いたゲストがいる。そのゲストはお付き合いのある代理店担当者だ。参加者として学生に混じって体験してもらったのだが感想をもらったので少し紹介。
《参加させていただいて一番に抱いた感想は『これは本当に学生のために作られたプログラムだ』ということです。
昨今、学生が就活においてタイパを意識しているという情報や企業側の工数削減などが重要視され、オンライン開催でしかもほぼ企業説明のみで終わってしまうプログラムが主流です。データからも学生もそれで良いと思っている傾向が窺えますし、企業側も”ラクだし参加数も稼げる”ということで、それが「正解」のような潮流です。
しかしながら、本来インターンシップ(=就業体験)が果たすべき役割とか、その先に「就職」というその子の人生全体に関わるイベントが待ち受けていると改めて考えたとき『それでいいんだっけ?』と、自分の中でもう一度考える機会となりました。
社会人と対面して直接会話をして、自分のことをよく考えて人に興味を持って・・・という、仕事をしていく中で必ず必要になる体験に触れられる御社のインターンが昨日参加された学生さんにとって大きな意味を持つだろうなと感じました。》
このように、企画したイベントの意図を読み取ってもらって理解を深めてもらうのは嬉しいこと。
そして、昨日の参加学生のうち2名からもイベントの主旨・意図を理解したコメントを伝えてくれて疲れも吹っ飛んだ。何より『やってきたことは間違いでは無かった』と確信を得ることができたことは、大きい。
『学生を退屈させないよう工夫の数々を感じた。』
『自分たちを成長させようという気概を感じた。』
『想像以上に楽しめて、また参加したいと思えた。』
『また次も頑張ろう』そう思える良い1日だったな。
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