一世を風靡するとセピア色に輝く。
ワイ「安村昇剛さんが話題なんですがご存知ですか?」
助手「え?誰それ。」
ワイ「とにかく明るい方なんです。」
助手「なんでそれだけで話題になるのよ?」
ワイ「ではヒントです。全国丼連盟会長をやっておられる方です。」
助手「何それ?まったく分かんないんだけど。」
ワイ「次のヒント。日本ではなくイギリスで話題です。」
助手「もしかしてとにかく明るい安村?」
ワイ「Yes,that's right!」
助手「なんかムカつく。」
ワイ「安心してください、はいてますよで一世を風靡しました。」
助手「一時的な突風だったけど。」
ワイ「いまUKでは彼の話題でHotです。ちなみにUKとはイギリスのことです。」
助手「ちょくちょく英語入れるのやめてくんない?なんかムカつくから。」
ワイ「Don't worry. I'm wearing!でUK民を虜にしました。」
助手「何が流行るか分かんないね。」
ワイ「そのフレーズを言うとUK民が『パ〜ンツ!』とコール&レスポンスしてくれるらしいです。そこからのスタンディングオベーション。」
助手「日本じゃなかった反応だよね。」
ワイ「UK民は自虐ネタを好む傾向がありますからね。太った体型を活かした彼のギャグはUK民の心を掴んだに違いありません。」
助手「なんか同じ日本人としては嬉しくなるね。」
ワイ「さっき一発屋と蔑んだ人とは思えない発言。」
助手「出てたのはオーディション番組だっけ?」
ワイ「そうですよ。辛口審査員のサイモンさえも笑顔にさせたという。」
助手「怖そうなおじさんね。」
ワイ「一緒に飲むと意外と楽しいかもしれませんよ。」
助手「英語分かんないよ。」
ワイ「ほんやくコンニャクがあるでしょう。」
助手「ないよ。コワモテの上司みたいでなんか嫌だ。」
ワイ「思ったんですけど、上司と飲みに行く風潮ってめっきり無くなりましたよね。」
助手「行ったって面白くないし。」
ワイ「上司と行きたくない理由ランキングがあります。
①説教 ②時間が長い ③他人の悪口を聞かされる ④昔の栄光を語る が挙げられます。」
助手「ほら、行きたくなくなる理由ばっかじゃん。」
ワイ「こんな話ばかりされたら確かに酒も料理も不味くなります。」
助手「ちなみにアナタは部下とか誘わないの?」
ワイ「私は部下のプライベートを大切にしたいタイプですから。」
助手「誘っても誰も来てくれないからだよね?」
ワイ「そんな事言われるとヤケ酒するしかない。」
助手「大丈夫?顔色悪いよ。」
ワイ「Don't worry. I'm throwing up.」
助手「え?なに?」
ワイ「安心してください、吐いてますよ。」