![いかり肩サムネ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/14157224/rectangle_large_type_2_ded2e175a73093725005f1623f497f9c.png?width=1200)
なんでいかり肩になるの??
昨日のインスタライブで「いかり肩」の話が出ました。せっかくなので、「いかり肩」の原因だったり、筋肉の使い方の特徴を見ていきましょう。
・いかり肩の原因
いかり肩の原因は主に2つで、一つは「生まれつきの骨格や筋肉のつき方、遺伝」、もう一つは「普段の姿勢」です。
普段の姿勢に関して言うと、皆さんは仕事でデスクワークをしたり、立ったまま前かがみになることが多いと思います。例えば調理をしたり、食事をしたり、頭を洗ったり、ふと考えてみると前かがみだったり肩が中に入ることが多いと思います。肩が内側に入ると、自然と肩は少し上に上がります(無意識に少し肩がすくんでしまう)。
そういった日常の姿勢の悪さが蓄積していかり肩になってしまいます。
・いかり肩だとなぜ肩こりが起きやすくなるのか?
いかり肩だと肩が常にすくんだ状態になってしまうので、肩の筋肉(僧帽筋、肩甲挙筋など)が常に緊張して硬くなります。また、首を持ち上げたり、姿勢を正すために使う背中の筋肉(広背筋、僧帽筋下部)の筋力が衰えてしまい、猫背になりやすくなります。
・でも原因がわかれば大丈夫
上記のように、原因がわかれば対策はできます。
①猫背にならないように姿勢を意識する。
②僧帽筋・肩甲挙筋をストレッチやマッサージで緩める
③背中の筋肉を鍛える。
そして、特にいかり肩改善に重要なのが「肩甲骨」です。姿勢が悪いと肩甲骨が背中に張り付いてしまいます。なので、肩甲骨が内側に縮められるようにエクササイズや肩甲骨はがしを行うことも必要です。
・まとめ
いかり肩が治って、肩を本来の位置にすぐに戻せるかと言うと、それは難しいです。しかし、そのいかり肩で起こりうる肩や首の不調は解消できます。
生まれつきの骨格や筋肉のつき方、遺伝はもちろん、皆さんの長年の日常動作の蓄積から成るので、いかり肩の改善するにはストレッチやエクササイズ、トレーニングを定期的に行って、ある程度継続しなければなりません。