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店の陳列で難しい、牛乳のテトラパック。その難しさが、宇宙論のヒントではないかと思案していた、中学2年の私。だから登校拒否になりました。

見出し写真は、いまでも北海道で売られているテトラパック牛乳。
テトラパックとは、立体のうち、もっともシンプルな正四面体。
ピラミッドは四角錐で正四面体ではありません。

きっかけは、平面上の四色問題。

いかに複雑な地図でも、四色あれば塗り分けができる。

これを証明するためには、コンピューターを動員せなあかんらしいです。

しかし、私はアホやから、ある領域とある領域が接しているということは、
領域を点とみなせば、接しているは線となる、とクソトポロジカルに直感した。

すると、平面上で3点が関係すれば、空間は必ず閉じる。この3点と関係する点は、閉じた3角形の外か内かの点が1つしかない。つまり、4つの点で平面は関係が閉ざされてしまう。

えらい簡単やなあ。なんで、世界の大難問なんやろ。

ところで、ここで、4つの点を結ぶ線が等しくならなければならない、という条件をくわえたら、平面上では成立しない。そうです、三次元空間の正四面体にならざるをえない。

つまり、点、がある。

点は寂しい。

2つで線、一次元が生まれる。

2つでも寂しいから3つになりたい。

二次元空間が生まれる。

4つになりたい。三次元空間がうまれる。

と同時に、点と線だけでは閉鎖できない解放された空間が生まれる。つまり、空間の性質が相転移する。

三次元空間の最少単位は正四面体ではなかろうか。

ところで、お店やさんでテトラパックが売られなくなったのは、きれいにならべられないから。

正四面体は単純だけど複雑だ。

つまり、空間の最少単位でありながら、空間を静的に埋められない。矛盾が生じ、たえず運動し変形することでしか存在できない。

つまり、時間という、変容が生じる。

私は淋しさ三角の宇宙論と名付け、途方に暮れた。

そうして、社会不適合者となり、数十年。亀井水を見て、すぐにピタゴラスの定理の簡単な応用例だと気がついた。同じものはまだ2つしかない。トポロジカルに淋しいと思っていたら、新潟に3つ目があるらしい、というお話が舞い込んできました。これで、落ち着いた空間が描ける。

しかし、歴史は動的にねじれている。

というウロンな話で、私はまだ社会不適合者のままである。

淋しさ三角宇宙論。以上。


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