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OSAKA CITY 厳しくも優しい 仏陀の教えを伝える聖徳太子の心の街

見出し写真は天保山の遊覧船サンタマリア。


生國魂神社

再編集しました。

写真は生國魂神社。その御旅所。

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OsakaCity、古代宗教都市。


イカシリ、イクタマは、仁徳朝の二つの巫女集団だそうです。イカシリ、坐摩は上町台地の地下水と台地の霊。イクタマは、難波の海にうまれひろがる砂州の国産みの霊。


お釈迦様は、流転するガンジスの水の流れに、無常を感じながら、その水が産み出す砂州の汚れなき島を見て、みずからを島となせ、と説かれました。

聖徳太子も上町台地の不思議な地下水の涌き出す聖地に立って、難波の海と河内湾、東西の海にうまれゆく砂州を見渡し、同じインスピレーションを抱いたのではないか。

大阪は、仏教が自ずから再現されるべき場所である。

そこに、日本人ならではの岩の信仰をくわえたら、亀井水という造形が生まれた。天才的独創であるが。


流転しつつ島を生む川と海の力、イクタマ。台地に根差した地下水の力、イカシリ。古代からのビジョンを、仏教に包摂した、四天王寺の水信仰。


みずからを島となせ。川と海と岩の国に、仏教はゆたかな可能性をもたらす。


生國魂神社御旅所

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