散歩で知った橋の名の由来
地名にも、橋にもなっている
「思案橋」という名前がなぜ付いたのか?
由来は橋のたもとにでんと座る菅原道真の
銅像前の看板に書かれていた。
ここは菅原道真が九州に向かう途中に
立ち寄った場所。
ここから陸路を行くか、海路を行くかで
思案した場所らしい。
調べてみたら他にも
書写山園教寺を開いた性空上人が
園教寺にとどまるか、京へ戻るか
仕事帰りの男性たちが
橋向こうの遊郭に
遊びに行くか、家に帰るか
それぞれに思案した場所でもあるらしい。
自宅待機が長引く中
散歩途中にある橋の名前の由来に
思った以上の素敵な物語が
あることが分かった。
今日は穏やかな一日になりそうだ。
空は曇天だけど…。