美味しい話 コロナが過ぎたら絶対に行く!! 13 宮城県 晒よし飴 そして ささにしき
晒よし飴 https://www.sarashiyoshiame.jp/
どうやって作るのだろうか? こんな繊細な細工の飴をとおもった。
晒よし飴は味と言うよりその造形に心を奪われる菓子。決して高い菓子では無い。だけど手土産にすると晒よし飴の話で盛り上がる。その珍しさが存在意義という菓子。味は素朴な飴そのもの。
仙台駅の土産物コーナーで追加ってしまうのは白松が最中。小さい方の最中で特に胡麻餡の奴が好き。
宮城県では無く、福島県の産品なのだが、酪王カフェオレも東北土産として見つけたら買ってしまう。ただし、酪王カフェオレは自分用。
日本の米は、現在大半がコシヒカリ系になっている。これは生産者の都合が大きいと思っている。品種改良され作りやすい、作業がしやすい、そして消費者がモチモチした食感の米を支持するようになって数十年。昔はササニシキとコシヒカリが「美味しいお米」の二大ブランドだったが、ササニシキはほとんど市場から姿を消した。
ササニシキは宮城県の農業試験場が開発したお米。サラッとした米で、未だに地元の老人たちはササニシキを好んで自家用栽培をしていたりする。サラッとした粘りけの少ない米は鮨に最適だし、丼物にも合う。そんなササニシキは宮城県、山形県で少しづつ復活しているようだ。ササニシキは一番好みの米で、慣れるとコシヒカリ系の米はたしかにしんどくなる。年齢もあるのだろうが、宮城県、山形県のササニシキを好んで食べている。
※写真は 大河原町観光サイトより https://www.town.ogawara.miyagi.jp/2906.htm
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年間100日を日本各地に出向いて、地域の課題解決の相談にのっていた亀田武嗣(デジタルメディア研究所・主任研究員)による、足で探し、人と交流…
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