美味しい話 コロナが過ぎたら絶対に行く!! 07 青森県青森市古川 友楽古川本店 肉だけのあんかけ
青森県青森市古川 友楽古川本店 肉だけのあんかけ
子供の頃に食べていた中華料理。近年台湾料理屋さんが増えて来て、むかしながらの中華料理屋がどんどん無くなってきた。それだからこそ町中華がブームになりメディアに取り上げられるようになってきたのだろう。
出張で全国各地を廻ってみて感じたのは、東京で子供の頃に食べていた味が、地方の中華料理屋で残っているということ。戦後都会で修行した人々が、その店の味を習得し、地元に帰り中華料理屋を始めた?そんな気がしている。
青森市で宿泊する際には、「まちなか温泉青森センターホテル」をよく利用する。その名の通り大浴場があるというか、大浴場にホテルが併設している施設。青森駅からも近いし、大浴場でゆっくり出来るし。しかしなんといってもこのホテルに泊まる理由の一番は、中華料理の「友楽古川本店」が直ぐ近くだから。
青森市の友楽は懐かしい東京の味が残っている町中華のひとつ。この店も最初地元の仲間に連れて行って貰った。
どんぴしゃでこの店の甘酢あんは子供の頃食べていた味と重なる。肉団子や酢豚の甘酢、本当に懐かしい味。そしてこの店でしか出会ったことが無いのが、「肉だけのあんかけ」。大きめの豚バラ肉を揚げて、それに甘酢あんを絡ませる料理。野菜は一切入っていない。ひたすら揚げた豚バラ。美味い。
早く食べに行きたいが、ネットで最近の友楽のメニューをチェックしたら、肉団子が消えていた・・。注文を受けてから挽肉を丁寧に手で絞り、団子を一つ一つ揚げていく。それに甘酢あんを絡める最高の料理だったのに・・・・。
早く確認しに行かないと。
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年間100日を日本各地に出向いて、地域の課題解決の相談にのっていた亀田武嗣(デジタルメディア研究所・主任研究員)による、足で探し、人と交流…
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