美味しい話 コロナが過ぎたら絶対に行く!! 25 高知県は美味しい4 高知県吾川郡いの町 あおぎお食事処・喫茶 とんびがやってくる
高知には一級河川が4本ある。東から 物部川、吉野川、仁淀川、そして四万十川。
吉野川の河口は徳島県になるので、高知県内に河口がある一級河川は3本。
一番有名なのが四万十川だろう。ダムのない天然河川、沈下橋、カヤック等々話題が豊富。
個人的に好きなのが仁淀川。上流の仁淀川町には仕事で何度も訪問させてもらっている。
高知の名酒 司牡丹はこの仁淀川の美味しい水で作られている。
仁淀川の上流にあるいの町には瀧嵐の酒蔵 高知酒造がある。瀧嵐は仁淀川に行くと地元の人がいつも勧めてくれる酒。
高知市内からのんびり仁淀川に沿って上流に向かい、車で194号線を走るといの町がある。土佐和紙作りの体験ができる道の駅くらうどのあるいの町。
道の駅くらうどのすぐ近くに「あおぎお食事処・喫茶」がある。
昔からある食堂。仁淀川に面していて、店内から仁淀川が見下ろせる。普通の食事の他に、季節によっては「つがに」料理が食べられる。そして運が良ければ仁淀川で獲れた鰻が食べられることもある。
「本物の仁淀のうなぎ」は、仁淀川の支川の滝のような場所の岩穴に隠れているうなぎのことだとお店の人が言っていた。
まあ何を食べても構わないのだが、この店の一番の売りは、店員さんがトンビの餌付けをしていることなのだ。食パンを持って、川に向かって奇妙な掛け声を出す。それをしばらく続けていると空を旋回しているトンビが次第に近寄ってくる。そしてす~~っと滑降して近づいてくる。サッと食パンを口に咥え去っていく。トンビはでかい。少し怖い。でも なかなかの見ものだ。
清流仁淀川をのんびりと眺めながら、トンビの餌付けを見学。そして食事をする。
とても不思議な空間が「あおぎお食事処・喫茶」なのだ。
写真は 生姜農家の野望Onlineより https://syoga-udon.com/archives/45153
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