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スパイス・ハーブへの妄想

毎日料理をしていると、似たようなものばかり作っている気がしてくる。
いや、気がするのではない。
実際そうなのだ。

鶏もも肉は
★塩麴漬け焼き
★照り焼き
★塩焼き
★黄金焼(卵とねぎで仕上げる一番人気)
★唐揚げ
などなどが定番である。

こうやって列挙すると、まだ他にもあるので、レパートリーは少なくないのかもしれない。
でも、自分で作っていると、とにかく飽きるのだ。
ネットで検索し、副材料のあるものを選ぶ。
「えっと、それで・・・どうするってー?」
スマホを片手に段取りを確認。
そんな風に新しいものにチャレンジして、イマイチのものができたりする。
加えて意外と面倒くさいなーとか。
それなら、いつものを作れば良かったって話だ。

新しいメニューに挑戦せずに、飽きを解消させたい。
そのために、登場するのが

ハーブやスパイス

今日は
「グリルでただもも肉を焼いたもの」
という名前のない超簡単メニューで乗り切った。

塩、こしょう、チリパウダー、パプリカ、カレー粉、しょうがなどで風味をつける。
一応、過去に作ったことはないかもしれない料理になった。

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夫は「今日何か作ってみるか」と言う時に、必ずネットを見る。
そして、自分でも聞いたことのないスパイスを使いたがる。
もう、そんなの無しで作ってよーと思うが、それが無いとできないと言う。
そんなバカな。

「似て非なるものでも良い私」
VS
「非なるものは作りたくない夫」

近所のスーパーはさほど大きくない。
しかし、結構スパイスの種類が豊富にある。
この周辺の住人がどれほどに使うのか?
1年間くらい誰にも触れられないかもしれない、気の毒なスパイスたち。
フェンネル使う人いる?
ホースラディッシュなんて使うのイギリス人くらいじゃない?
瓶の形が同じということで、人気の無さも露呈されずにすむ。

今日は、家でスパイスや調味料を徹底整理していた。

なぜクミンが3瓶もある?
しかもほとんど減っていない。
私ではない。息子でもない。猫でもない。
妖精さんか?

しかも、何を企んでるのか、パソコンを見ながら
「うちにクミンってあったっけ?」
とタイムリーに聞くおじさん。
「あるよー。中古のクミン屋さんができるほどにあるよー」

「以前クミン入れたあの料理美味しかったねー。また作ってね」とはなっていない。
スパイスさえ入れれば素敵な料理になる
これは、完全に私の妄想であり、彼の妄想でもある。

とはいえ、私はスパイスよりもハーブに憧れがある。
でも使いこなせていない。
バジルをたくさん冷凍したがなんか使えていない。
そのままへにゃへにゃになった。
乾燥したら香りが飛ぶし、なんとかならないものか。

ハーブを育てて、サッと日々の料理に入れるのが夢だった。
カフェエプロンなどをした、おしゃれ主婦の典型である。
でもうまく育った試しがない。
裏が空き地なので、虫が来る。
全て食べられてしまう。
おしゃれ虫たちだ。

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スパイスをちゃんと使いこなしているときもあります。

ねこにゃん流チャイの作り方
<材料>2人分
紅茶葉・・・小さじ2
湯・・・200cc
スパイス・・好みの量
(シナモン・クローブ・カルダモン・レモングラス・黒コショウ)
牛乳・・・200cc
<作り方>
①シナモンは細かく割り、カルダモンは殻を割っておく。
②小鍋に牛乳以外の材料を入れ、弱火でゆっくり煮出す。
③牛乳を入れ、温まったら茶こしで漉す。

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※レモングラスは頂き物を干しておいて使っています。
※普段紅茶は砂糖なしで飲みますが、チャイは砂糖を入れるのがオススメです。
※紅茶葉は細かいものが向くと思います。
(詳しい方はCTCまたはBOP)



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