お祭りで100食完売。初めてのたこ焼き屋台〜みざわまちあかり〜
初めての屋台。初めてのたこ焼き。初めてのガス焼き機。オール初体験。
それでも、地域の方にサポートしてもらいながら、何とか100食完売させることができた。
最初は悲惨だったたこ焼きが完売できるまで。少し振り返ってみようと思う。
きっかけは出店者リスト
去年参加したお祭りをイメージしながら。
今年のお祭りは自分たちも何かやりたい。そんな思いはあったものの、「特別これがやりたい」というものはなかった。
そんな中で、締め切りギリギリで見せてもらった出店者リスト。
たくさんの出店があるものの、お腹にたまる食べ物がないことに気がついた。
「スイーツ、遊び系は多いけど、ご飯物が少ない」
そこで、お祭りといえば食べたくなるたこ焼きに目をつけた。
正直、たこは高いし、労力的にも大変そうだ。
それでも、お祭りをやるからには「喜ばれるものを作りたい」そんな思いから、たこ焼きに決定した。
当日までの準備
元々たこ焼き機を持っているわけではなかったため、家庭用たこ焼き機をお借りして、作ろうかと考えていた。
火力はもちろん落ちるが、オペレーション的にも費用的にもそれが現実的。
そんな中、たまたま地域の方から声をかけられた。
「ガス用たこ焼き機手に入るかも!」
どうやら他の地区で使わなくなったたこ焼き機が余っているらしい。
そんなこんなで、偶然に偶然が重なり、ガス用たこ焼きを使わせてもらえることに。たこ焼きにちょこっと追い風が吹いた。
迎えた前日。いくつかのお店を巡り、買い出しへ。
たこは8千円でその他材料、道具を含めると総額2万円ちょっと。経費のほぼ半額をたこが占めた。笑
いよいよ当日。初めてのたこ焼きが始まった。
初めてのガス用たこ焼き機。
長らく使っていなかったからか、鉄板に生地がこびりつき、悲惨な状態に。。
正直、厳しさを感じた。祭り本番まで3~4時間しかなかったから。
それでも、通りかかった地域の方からアドバイスいただいたり、必死にネットで検索したり。
家庭用たこ焼き機に切り替えようか、出店をやめようかもちらついたけれど。。
少しずつ油が鉄板に馴染み、うまくいくようになった。
結果的に、サクサクのたこ焼きができるまでに上達。(写真撮っておけばよかった。。)
そして何とか、17時〜21時頃まで休みなく焼き続け、100食完売させることができた。
失敗している姿を見せること
『失敗している姿を見せること』
それはめちゃめちゃ恥ずかしい。正直、たこ焼きの準備中もできれば隠れたかった。笑
ただ、逆にその姿があったからこそ、きっと地域の人が通りかかる度に声をかけてくれたり、アドバイスをくださったり、自分もいいプレッシャーに繋げることができた。
そして失敗していた様子を見てくれた方が、何人も本番中「うまく焼けたか??」とわざわざ買いにきてくださった。
あの『失敗している姿を見せること』がなければ受けられなかった、いろんな恩恵を受けることができた。
ありきたりだけれど、今回のお祭りで改めて『やってみること』の楽しさ、『失敗している姿も見せること』の大切さを感じることができた。
お祭りとしても、大成功に終わって本当によかった。
今回は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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