コスト削減は、削りたくないものは手をつけないほうが成功する!?
最近、キャリアや人生観ばかり書いていたので、たまにはFPらしくコスト削減のお話をしたいと思います。
今朝の依頼者Uさん(60歳)は町工場を経営。ご自身の老後のお金を相談に来られました。
「お金がないって言うと、コストを見直せって色々なFPさんや税理士さんから言われます。」さらにUさんは続けます。
「でもね、亀井さん。私は20円高くても今使っているガソリンスタンドを使いたいんです。そのガソリンスタンドは、仕入れたガソリンに適切な利益を乗せているから高い。つまり真っ当な経営をしています。そういうガソリンスタンドを安いところに変えろと言われるんだけど、私は変えたくない。間違っています?」
私は「Uさん間違ってませんよ。僕ならガソリンスタンドを変えなさいとは言いません。なぜならそのコスト削減は多分失敗するからです。」
と伝えると、Uさんはキョトンとしてました。
高いガソリンスタンドを変えるのは、別に間違ってません。では、なぜ失敗するのでしょう?
人間やりたくないことは続かないからです。もしコストを減らしても、ストレスになります。ストレスが増えて、発散したくなり、結局、無駄使いしがちです。なんならストレス発散コストで、かえってコストが膨らむことすらあります。
では、どうやって解消すれば良いのでしょうか?続きは明日書いていきますので、よかったらご覧ください。