辛かった日々

自分は摂食障害になりかけたことがあります。
その時のことについて語らせてください。

中学3年生のとき、受験に向けて焦る気持ちが少しずつ出てきたときいつものように生理がやってきた。
自分はトランスジェンダーで性別違和を感じるため生理がすごく嫌だ。
普段は「嫌だ…まぁしょうがないか…」と我慢できたがあの日は何故か我慢ができなかった。
生理を止めるためなら死ねるとさえ思っていた。
そんな中、学校で給食を食べているときふと思った。
「そうだ!ダイエットすれば生理止まるじゃん!!  死ぬ必要なんてない」と。
それからカロリー制限のダイエットが始まった。
体重はみるみる減っていった。
当たり前だ。
1日1000カロリーしか摂取していなかったのだから。
それから1ヶ月で500カロリーしか食べれなくなった。
普通に食べれるけど自分でコントロールしてわざと食べていないだけだと思っていた。
しかし食べれなくなっていた。
つらかった。
食べなきゃいけないことは分かっている。
でも食べれない。
心が拒否する。
お米一粒食べようとするだけで涙が溢れてくる。
そんなときもあった。

学校の給食ではほとんど口をつけなかった。
先生には「食べないと死んじゃうよ〜」と言われた。
「食べたくても食べれないんだよ。
どうやったら食べれるようになる?」
そう思っていた。

ある日回復過程の過食が始まった。
1日最低3回は過食した。
あっという間にお金が無くなっていった。
しんどかった。
太っている自分をみられたくなかった。
常に浮腫んでいた。
学校にも行けなくなった。
体も心もぼろぼろだった。

つづく

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