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人材業界がキャリコンを求めない理由②

どうもこんにちわ、KAMEです。
今回ですが、以前お話したキャリコンを求めない理由の続きになります。
キャリコンの仕事場として考えられるのは就職あっせんをする会社や公的機関といったところが多いと思います。
そんな中就職斡旋で民間企業としては人材業界が最初に思いつくのですが、逆に人材業界では「キャリコン」を求めない会社も一定数あるわけです。
前回はその理由を羅列したのですがそれを一つずつ見ていこうかなと思います。

①資格取得による会社のデメリットが少ないorメリットが少ない

まず、最初に思いつくのは資格取得によって会社に利益をもたらされるのかと言われると多くはないと感じている場合が多いことです。
例えば、企業の人事にキャリアコンサルタントの方がいる場合はキャリア形成といった「退職防止」の観点もあるのですが、人材会社においてはまだ多くないと感じる場合が多いです。
もちろん、派遣会社の場合は派遣スタッフの教育で「キャリアコンサルタント」を行うことが多いため「いたほうがいい」のは事実ですが、いないからと言って事業が成り立たない事でもないわけです。
また、人材紹介ではキャリアコンサルタントの資格があったところで活かせる部分はありますが、資格ない人が行っても問題ない状態が続いているため「資格取得者」が有利になるかと言われると何とも言えないところになります。

②営利団体である

公的機関でキャリアコンサルタントをするのであれば別ですが、人材会社は基本的に営利企業なわけです。
特に人材業界の場合、無形商材の営業のため「営業会社」になりがちです。多くはインセンティブ制度を設けている状況です。そうなると多くの会社は本人の意思だけでなく会社の方針も入ってくるわけです。場合によっては「粗利が高いほう」に誘導するような方針もあるため、キャリアコンサルタントとの意義とズレるわけです。
そうなると、キャリアコンサルタントとして職に就いたとしても本人の意向に沿った仕事提供ができるとは限らないのです。
やはり営利企業だとそうなるよな…と思いますのでその葛藤はいづれ発生する事例です。その葛藤が発生するものだと思って業務にのぞんでいただければなと思います。

③無資格でも何とかなる

続いての理由はコチラです。無資格でも何とかなる(無資格でも仕事ができる)ことです。この資格があるメリットは派遣で「優良会社」として扱われることがあるくらい・・・。紹介会社ではキャリアコンの資格があったとしても有利に動くことはあまりないのも現状です。
そして、こういう人材会社の場合修羅場をくぐったり人生経験が豊富な人ほどよかったり、「〇〇の会社の特徴は・・」といったプレゼン能力が高いほうが良かったりします。
そして、キャリア相談専門の会社においても「キャリコン」の資格を求めていないのもあるわけです。

それがいい悪いというわけではなく現状こういう会社でもキャリアコンサルタント必須かと言われるとそうでもないのかな?と思います。
なので、やはり現状は資格ではなく実績というのもうなずけます。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はキャリコンがまだまだ求められていない所を色々と書いてみました。
今後もキャリコンの資格取得者は増えると思いますので活躍の場が広がるのかな?と思いつつも「資格」よりも実績を求められているのもありまだまだ難しい所もあるのかな?感じている所もあります。
今後はキャリコンの活躍の場も広がれるような仕組み作りというか組織も必要なのかもしれませんね。
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