箸の持ち方2

会社に入ってもっとも学んだことは”箸の持ち方”、”ごはんの食べ方”だったと思う。

こんにちは、かんばらです。

最近、書き溜めた記事タイトルが眠っているものの発信できていないので、書きたいタイトルを増やしつつ時間があるときには発信できるようにしたいなと。(自己満足)

世の中の情報を見たり、実際に多くの方とお話させていただく中で、

転職が当たり前の時代にスキルをどう磨くか?とか

これから時代、何のスキルを身に付けるべきなのか?とか

そんな意思決定が多いように感じてます。(触れるメディアが原因?)

それはそれで当然のこととして決断できればと思いますが、僕なりに考えている、企業(組織)に入ることで身につくものがあると思っているので、そんなお話ができればと思います。

どんな”箸の持ち方”、”ごはんの食べ方”を学ぶかで人生の方向性は全然ちがってくるよって話です。

目に見えないものだからこそ重要なもの

僕にもどこで生まれて、どこで育ったか、それはどんな町だったのか、どんな人間関係があったのかがある通り、これを読んでくれている方々にもルーツみたいなものがあると思います。

いろんな方と話す中でよくあるルーツは「〇〇を経験した」「〇〇に出会った」のような自己認識のある世界での話だと思ってます。

〇〇があったから、〇〇にであったからと認識していれば、あたかも因果関係があったように思えるので、頭がスッキリしますよね。僕もよく自分の経験したことを喜怒哀楽の感情もセットで言語化してます。じゃないとnoteを書くこともないですね。

でももっと大事なものは、言語化できていない、もしくは因果関係に思えないほどミクロのもの。

それは家族との些細なコミュニケーションや近所のおばちゃんとの関係、学校の友達との関係性だったりすると思います。

僕からするとそんな経験は、海外で働いた経験や人事で何百、何千の人とお会いした経験よりも一番大事なことだと思ってます。でもうまく言語化できないんですよ。無意識にいろんなこと教えてもらったものだから。

年功序列の世界で、いつまでも誰かが伝えてくれるわけではない

僕は考え方、価値観、さらにはマナーみたいなものにも年齢は関係のないものだと考えています。

たとえば、電車で誰が席を譲るのか、何を正義として生きるのか、他者に対してどういう思いで接するのか。これらには年齢は本当に関係ない。

そして良いも悪いもない。そんなことを他人がとやかくいうことでもないと考えてます。

でもその中で一つだけ確実なのは、僕はいろんな人にいろんな考え方や価値観から箸の持ち方、ごはんの食べ方までを教わって?いや見て学びました。自分一人で勝手に気づいたものではなく、人間関係の中で培ってきたものだと。

逆にいうと人間関係の中で培えないと年齢が上にいけばいくほど誰もいってくれなくなることもあります。若ければ若いほど可愛がってくれるとするならば、若いうちにいろんな大人と関わって、いろんな価値観を持った人と関わって、言葉にできない考え方、価値観みたいなものを磨いていったほうがいいと経験をもって感じてます。

ぼくもいつまでも若手ではない、心の成長をしなければといつも思ってます。

”特に新卒”で選ぶなら、必ず右脳的に確かめた方がいいもの

仕事柄、”就職”という意思決定に多く関わってきて「これも確かめたほうがいいよ?」と思ってるものがあります。

もちろん、以下のようなことも大事です。

・年収がいくらか

・どんなキャリアが歩めるのか?

・どこで働くのか?

・どんな福利厚生があるのか?

・どんな人と働くのか?

上記のようなことも大事です。

がもう一つ軸を増やしてください。それが、

”箸の持ち方”、”ごはんの食べ方”です。

無意識ながらにどんな意思決定を行うのか?

相手に対してどんな倫理観を持って接するのか?

仕事へのマインドをどう持つのか?

成果や結果に対しての考え方

これは表面的なスキルでは見えませんが、みなさんが今後どんなビジネスパーソンになるのかの土台となります。

1社目の会社は親みたいなもの

ぼくは新卒で入社した会社には本当にお世話になったと思っていて、

これまでお伝えしている”箸の持ち方”、”ごはんの食べ方”をたくさん教えてもらった場所だと思ってます。

それも仕事だけではなく、親との会話、友人との会話、初対面の方との会話など、いろんな場所で無意識的に活きてます。

特に他者と対比する際にそれをもっとも強く感じることが多く、

入る会社が違えば、真逆の”箸の持ち方”、”ごはんの食べ方”を持つ友人もいますし、真逆とは言わないまでも、本質的な考えが違う友人もいます。

まるでどんな地域で育ちどんな人たちとコミュニケーションを取ってきたかのようなニュアンスを似たような感覚で。

(会社の文化って本当にすごいなー、、、)

どこでどんな”箸の持ち方”、”ごはんの食べ方”を得たかでその後の意思決定の方向性が決まる?

さてさて、”箸の持ち方”、”ごはんの食べ方”という抽象的なテーマでお話してきましたが、どんな意思決定であっても最後は感情であり、人それぞれ感じることは違うってことと、

選ぶ会社がどんな考え方、正義感、価値観に基づいた意思決定をするかで会社選びをすることで、概ねの方向性が決まるのではないか?と思います。

もしこれからいろんな会社の人事や現場の方、経営者とお話する際には”箸の持ち方”、”ごはんの食べ方”を確かめてみてください。

おわり。

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