Otter.ai×オンライン英会話が英語学習において最強である4つの理由
最高の英語勉強法を見つけてしまったかもしれません。
何が最高かってOtter.aiという英語音声の文字起こしサービスが最高なのです。
Otterについてはググればいくらでも詳しい記事が出てくると思うので割愛するとして、オンライン英会話と組み合わせるとどんなことができるのか。
四の五の言わずに、まずは自身のオンライン英会話をOtterを使って文字起こしした映像をご覧ください。
私の拙い英語は無視していただくとして、見ての通り講師との会話が超高精度かつリアルタイムで文字起こしされていくのです。もちろん保存もされているので後で聞き直すことも可能です。
これを見ただけでも凄さは十分伝わると思うのですが、Otterがなぜ最強なのか、なぜ英語学習に最適なのか、最高すぎるので書き出してみます。
Otter.aiが最高なところ
・月600分まで無料
・誰が喋っているか自動認識して切り分け
・リアルタイムの文字起こし精度が超高い
・アプリも利用可能
大きくは上記4点が最高なポイントです。
・月600分まで無料
こんなに最高なサービスが月600分、つまり月10時間も無料なのです。オンライン英会話は大体1回30分ですが、うち20回分は無料で使えてしまうのです。そもそも月600分英会話やれればそれだけでも十分伸びると思いますが。
・誰が喋っているか自動認識して切り分け
冒頭の動画に挙げた通りですが、誰が喋っているのか声色を認識して自動で切り分けてくれます。
すごい。AIすごい(語彙力)。
・リアルタイムの文字起こし精度が超高い
これも冒頭の動画で見ていただいた通りですが、otterの文字起こし精度は相当高いです。体感値90%くらいは正確に文字起こししてくれます。
ただあくまで「発音」がしっかり出来ている場合です。これがまた英語学習において最高なのですがその理由は後述します。
・アプリも利用可能
PCで録音したものをアプリで聞き直すことができます。アプリ入れてログインするだけで連携完了。クラウドの時代に生まれてよかった。
機能的には上記4点がポイントになるのですが、これが英語学習においてなぜ最高なのかという点について解説します。
講師の発言を復習できる
オンライン英会話をやったことがある人であれば経験あるかもしれませんが、
「講師の発言をなんとなくわかった気になって雰囲気で流してしまう」
ことはないでしょうか?講師の方々は基本的にやさしいので、それでも汲み取って会話を進めてくれたり、A-haとか適当な相槌をしておけば授業は進行していきます。
ただ実際ビジネスで同じことが通用するかというと全くもってそんなことはありません。結局、聞けないものを聞けるようにしないと英語は上達しません。
その点Otterがあればわからなかった講師の発言を後でいくらでも聞き直すことが出来ます。
「わからないところを復習する」という学習の基本が、Otterがあることで飛躍的に効率化します。
自身の発音矯正ができる
Otterの音声認識精度はめちゃくちゃ高いという話しをしましたが、現時点では英語にしか対応していないので、精度が高いのは英語だけです。
講師の会話はかなり正確に文字起こしされますが、僕の場合、自分の発言は体感50%くらいしか正しく文字起こしされません。
裏を返せばこれが「相手に聞こえている英語」ということです。
(冒頭の動画でも僕は「I'm working.」と言いたいのに「I'm walking.」と起こされています。)
英語学習における発音の重要性に関しては、以前自身の書いたnoteでも触れたのですが、
これがオンライン英会話の中で矯正できるのは、まさに一石二鳥、ただオンライン英会話をやるよりも飛躍的に学習効率があがります。
リアルタイムで文字化される安心感
これもオンライン英会話あるあるかと思うんですが、結局まずは講師の発言を聞き取れないことには授業が成り立ちません。
言ってることがわからない→オンライン英会話挫折
は自身も学習初期の頃に経験しました。ただ実際のところ、ほとんどの方は「聞けない」だけで「意味がわからない」わけではないと思います。聞いてもわからなかったけど文字を見ればわかるという英語って多いですよね。
その点Otterを使えばリアルタイムで文字起こしされるので、多少聞き取れない発言があっても、文字起こしされた文を見れば大抵のことは理解できます。
Otterがあるかないかでオンライン英会話における「心理的安全性」が飛躍的に高まります。
アプリでいつでも復習できる
一度録音をしておけば、後でアプリからいつでも復習が可能です。しかもこのアプリUXが神ががっているレベルで最高です。
具体的には「再生スピード調整」と「ハイライト機能」が最高です。
再生スピードに関しては0.5倍~3倍まで調整が可能。私の場合は1.25倍速で聞き流したり、わからなかった発言は0.75倍にしてシャドーイングしたりしています。
また「ハイライト機能」を使えば任意の発言をマーキングすることができ、後でリスト化してハイライトした部分だけを復習することが出来ます。
ここまで来ると英語学習のために作られたアプリと言っても過言ではありません。
Otter.aiにPCから音声を取り込む方法
ここまで最高と言ってきたOtter.aiですが、オンライン英会話と連携するにはちょっとしたコツがあります。
まず僕が使っているオンライン英会話ですが、NativeCampです。
他のオンライン英会話では動作確認出来てないのですが、Skype使ってるやつとかだと同じことは出来ないかもしれません。
Otter.aiなんですが、基本的には「マイクから拾った音」か「録音した音声をアップロードする」という方法でしか文字起こしされません。
「PCから出てくる講師の音声」をOtterにリアルタイムで認識させるにはPC用のソフトウェアミキサーを使う必要があります。
このあたり自分はまったく詳しくないので、以下の記事を参考にさせていただきました。
要は上記と同じ設定で、PCから出た音声をマイクから出ているものと認識させればOtter側でも拾ってくれるようになります。
その際上記の設定にプラスして、ブラウザのマイク設定も
設定>サイトの設定>マイク
からVoiceMeeter Outputに設定しておく必要があります。
まあこんなややこしい設定をしなくても、PCをスピーカーにして、スマホアプリのOtter.aiで音声を拾うとかでも同じようなことはできると思いますので、このあたりは自己責任で。
むしろもっと簡単なやり方思いつく方がいれば教えてくださいm(_ _)m
ということでOtter.aiについてあまりに感動したので勢いで書いて見ました。
今回は英語学習という使い方にフォーカスしましたが、Otter.ai自体はZoom連携しており、ZoomMTGをリアルタイムで文字起こししたりなんかも出来ます。
将来的には日本語対応も予定しているということで、この精度でリアルタイム翻訳までできるようになったら、言語の壁は一気に取っ払われるかもしれないですね。
自分もこんなに人を感動させるようなサービスに携わっていきたいもんです。
それではまた次回。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?