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カンダタと蚊
こんにちは。Tmk-4720です。最近プレビュー数が1000回を超えました。一瞬でも私のnoteに目を通して頂いてる皆様に感謝です。
今日は生き物に優しくすることについてです。
できるだけ生かす
私のパートナーですが、基本的に生き物に優しいです。どんな生き物も殺すべきではない、と考えているようです。
ですから、部屋に小蝿がいても、蜘蛛がいても絶対に殺さず、逃します。最近はどこからかナメクジが入ってきたのですが、塩をかけることなくハガキの端っこですくって、外に出してました。
そんなパートナーですが、蚊だけは、唯一殺さざるを得ないと思っているようでした。
理由は非常に普通で、「人間の血を吸って痒くして不快だから」だそうです。
不快なら殺していいのか?と聞いたところ、「これだけはどうしても許せない」そうです。
なるほど。
蚊の場合は?
さて、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」って誰でも読んだことありますよね。確か、悪虐非道な男カンダタが、道端の蜘蛛を「これも命あるもの」と、踏まずに助けたので、その蜘蛛の糸が地獄に垂れて来たんだったと思います。
さて、これが他の生き物だった場合はどうなるんでしょうか。
私のパートナーは決して悪虐非道などという人間性ではございません。むしろ道徳を尊び、正義感に溢れる人間なのでございます。
しかし、そのような善に近いような人間でも、自分にとって不快ならば殺してよいと思っているのであります。恐らくですが、蚊にとっては地獄に落ちても当然というような人間であるはずなのです。
では、そんな人間が、気まぐれに蚊を助けた場合、蚊はどうやって血の池地獄から助けてくれるんでしょうか。
助けてた
なんて思ってたら、ついに助けてました。蚊を。
隙を突いて、羽かなんかをつまんで外に出してやったそうです。
まだ血を吸ってないから許してやった、とのこと。
「多分、血の池地獄から掬い上げて貰えるね、よかったね。」と言ったら、
パートナー曰く、恐らくこのあとは蜘蛛の糸的な展開ではなく、鶴の恩返しになる、とのことです。
人間に変身した蚊は部屋に籠もって何を作ってくれるんだろうか。
あとがき
私は害虫は容赦なくヤっちまう派なので、蜘蛛の糸も垂れてこなければ、鶴も恩返しに来ないと思います。
今日のヘッダーはカルディで買ったベトナムのバッチャン焼きのカップです。普段物を買いたがらないパートナーが、唯一欲しがったのでお揃いにしました。
ベトナムのハス茶がついていて、美味しかったです。
Tmk-4720
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