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大切な家族のためにモノづくり。キッズパティシエがすごかった。

この夏、小さなお子様のいるご家族をご招待し、パティシエの仕事の要であるデコレーションケーキ作り体験の《レザンジュアカデミー》を開催しました。

初開催イベントの様子を、レポートします。



お菓子作りの楽しさを。レザンジュアカデミー誕生のきっかけ

パティシエという仕事体験を通して「誰かのために心を込めて作る」、「お菓子作りって、楽しい」そう思ってもらえるような体験型のイベントを開催したい。

そしてキッズパティシエと一緒に私たちも夏を楽しみたい!と思い、山下町にあるレ・ザンジュ・ベイでキッズパティシエ体験《レザンジュアカデミー》を行うことに決めました。

私たちパティスリーの要である「デコレーションケーキ」。お店に並んでいるまあるい大きなケーキを、小さなキッズパティシエが作ります。


大好きな弟やお母さんの喜ぶ顔を想像して

第一回の主役は5歳の女の子。参加の翌日が昨年生まれたばかりの弟の初めての誕生日ということで、大好きな弟のために、一生懸命取り組みました。

「届ける相手を想像して、ココロを込めて一生懸命作る」

モノを作ってお客様へ販売する、私たちにとってすごく当たり前のことですが、慌ただしい毎日の中つい忘れがちな想い。

そんな大切な姿を、5歳の女の子が教えてくれました。

いつもの「お手伝い」とは違い「自分たちで作る」真剣な眼差し

今回の《レザンジュアカデミー》は5組のご家族が参加。開催前までは、パティシエのサポートを受けつつお母さんも一緒になってひとつのケーキを作ることをイメージしていましたが、子供たち全員がお母さんの手を借りず、自分たちだけで作りきりました。

お喋り大好きな子どもたちも、ナイフや製菓道具を持つと一変、職人顔負けの真剣な姿勢で、無言でケーキ作りと向き合います。

難しい工程も自分なりに理解して取り組む姿勢に、見守る親御さんも「すごい!うちの子にこんな一面あったんだ」と驚いていました。

お母さんも知らない子どもの姿。


SNSを通じてのコミュニケーションの可能性


今回、このレザンジュアカデミーのお知らせはレ・ザンジュ・ベイのInstagramでの告知のみ。オープンして3年半のまだ新しいお店、フォロワーも多くはありませんが、投稿直後から思った以上の反響がありました。

予想をはるかに上回る応募をいただき、残念ながら今回ご縁のなかった方には申し訳ない気持ちでいっぱいですが、SNSのチカラを実感。

お客さま自身のSNSでも今回の様子を投稿してもらったり、これからのSNSを通じてのコミュニケーションにも、期待が持てました。


これからも、SNSでは商品の情報発信だけでなく、皆さまと一緒にレ・ザンジュ・ベイを盛り上げる取り組みができたらと思います。


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