株価上昇の気配なし・・・
こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。
2022年6月12日週分のkabu通を配信させていただきます。
2022年6月10日、米国消費者物価指数(CPI)が発表されました。
米国消費者物価指数とは、米国内の物価の上昇/下降の動き表す数値です。
2022年5月の米国消費者物価指数は、前年同月比で8.6%も上昇しました。
市場での予想(8.2%)を上回る結果となりました。
「最近、モノやサービスの値段が上がってきたな・・・
でも、そろそろ値段の上昇も落ち着いてくるんじゃないかな・・・(予想)
え!?逆に上がってんじゃん(結果)!」
といった具合です。
2022年5月のkabu通で、モノやサービスの値段の上昇(インフレ)/日米の金利差/円安ドル高について、ひらた~く解説しました。
【1ドル130円突破の超円安!ついに日本の不況が表にみえてきちゃいましたね。】
https://k-zma.net/weaker_yen_japanese_economy
まさに、今回の米国消費者物価指数は株価に大きな影響を与えます。
経済的には「ゆるやか~なインフレがおこっている」状態が健康的と言えます。
ゆるやかなインフレを実現するために、「金利を上げる」というのがひとつの手段です。
金利を上げる
⇒企業がお金を借りにくくなる
⇒企業収益が抑えられる
⇒人々の年収が減る
⇒人々の商品/サービスの需要の高まりが抑えられる
⇒ゆるやか~なインフレが実現する
今回の米国消費者物価指数をみた投資家は・・・
「米国はより一層、金利を上げてくるんじゃないかな?そうなると、業績低下/株価低迷になるのではないか?」
という気持ちになります。
現に米国消費者物価指数が発表された2022年6月10日、
代表的な株価指数は下落しています。
NYダウ:-2.73%
ナスダック:-3.52%
この米国市場の下落の煽りを受けて、2022年6月13日の日経平均株価は下落してスタートする可能性が非常に高いです。
気を引き締めていきましょう。
かまくら
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よろしくお願いいたします。
かまくら