かまくら

株式投資について書きます。 東京大学大学院→インテリジェンス(現パーソル)→リクルート…

かまくら

株式投資について書きます。 東京大学大学院→インテリジェンス(現パーソル)→リクルート→うつ状態→ZOZO→フリーランス→失敗→長野県の田舎へ移住→株式投資に没頭→株式投資の塾運営。 普段は長野県の田舎に引きこもりつつ、都会では考えられない悠々自適な日々を送っています。

最近の記事

アメリカ市場がザワついております。

アメリカ市場の株価が急落しています。 このようなことが起こるたび来る質問が・・・「アメリカ市場についても情報を取得して、株価の動きを予測した方がよいのでしょうか」というものです。 回答はいつも同じで、「大きな流れは気にしません」です。 ここはミクロ投資法の基本コンセプトで、政治/経済/為替などのマクロ情報は参考にせずに、会社の業績などのミクロ情報で投資していくのみです。 今回のアメリカ市場の株価の下落の背景について話すと・・・ ・アメリカの金利が上がり続けている(利

    • 正直、値嵩株(ねがさかぶ)のデータはありません。

      明確な基準があるわけではないのですが、株価がだいたい1万円以上の株を「値嵩株」(ねがさかぶ)と呼びます。 ファーストリテイリング(ユニクロ)の株価は28,200円であり、まさに値嵩株と言えます。100株買うだけでも2,820,000円かかりますね。 大抵の企業は株価が大きくなると株式分割をします。ファーストリテイリングが10分割を発表すれば株価は2,820円となり、投資家が手を出しやすくなり、株価上昇につながります。 ただ、分割しすぎると投資家が手を出しやすくなり過ぎて

      • アメリカ市場が弱いですね・・・

        最近のアメリカと日本の株式市場を眺めていると・・・「アメリカ市場が弱くて、日本市場が若干強いな・・・」という印象を受けます。 日本市場が開いている最中では、日本株が何とか上に行こうとする(踏ん張っている)雰囲気を出しています。 しかし、日本市場が閉まり、アメリカ市場が開くとアメリカ株が下落する。 そして、次に日本市場が開くときには、日本株は前日終値よりも安く始値をつける(寄付く)といった感じです。 そんな中、昨年から何回か取引している日本冶金工業(5480)の株価に“

        • 上級編の受講者が増えてきています・・・

          最近、上級編を受けてくださる方が増えてきています。本当にありがとうございます。 背景としては、2022年の相場が1年をとおして下落トレンドだったため、「空売りを仕掛けたい」というニースが増えているからです。 空売りの事例として紹介した「クリスマスのデート代ネタ」と「『不敗』の体制づくり」もなかなかの反響でした。 【クリスマスのデート代を稼ぎたかっただけです@RSテクノ】 https://note.com/kamakura2018/n/nf3bd850930b0 【『不敗

        アメリカ市場がザワついております。

          決算発表前に売る

          何度か取引させて頂いている日本冶金工業(5480)が、2月3日に決算を迎えました。 ※冶金は「ヤキン」と読みます笑。 ミクロ投資法では「決算発表前に株を売る」というルールを設けているため、日本冶金工業の株を持っていたとしても、2月3日の午前中までには日本冶金工業の株を売ることになります。 決算発表の内容はかなりいい感じでした・・・が、どうやら投資家の期待が大きすぎたようですね・・・。 決算明けの2月6日の日本冶金工業の株価は終値ベースで-5.48%も下落しました。 ※こ

          決算発表前に売る

          日経平均株価が力強く上昇していますね!

          先々週からずっと上昇のサイン「フォロースルー」について触れているのですが、やはり今回の日経平均株価の上昇はなかなか力強いですね! ※先々週、先週のkabu通は以下のリンク先で読めます! https://note.com/kamakura2018/n/n124cd5889055 https://note.com/kamakura2018/n/n3b07e41cf6f9 1月18日にフォロースルーが観測されたのですが、日経平均株価は1月29日の始値26541.08円から2月

          日経平均株価が力強く上昇していますね!

          『不敗』の体制づくり

          先週のLINEマガジンにて、フォロースルーについて解説しました。簡単に言うと、1月18日の金融政策決定会合@日銀の結果を受けて日経平均株価は急上昇し、下落トレンドから上昇トレンドに転換するフォロースルーが観測された。ということです。 この流れに対して、僕が実際にやっていた取引をお話ししたいと思います。テーマは『不敗』です。 実は、1月17日に勝負に出ていました。具体的に何をしていたかというと・・・ ・日本冶金工業(5480)の株を買いました。 ・RSテクノロジーズ(34

          『不敗』の体制づくり

          夜明けのフォロースルーですね。

          1月18日(水)に金融政策決定会合@日銀の内容が発表されました。 結果は、「金融政策現状維持で、株価上昇」でした。 1月18日の日経平均株価は終値ベースで、2.50%も上昇しました。 ここで大きな流れが下落から上昇に転換するときのサインとして知られている【フォロースルー】についておさらいします。 【フォロースルーとは】 フォロースルーは通常の反発の4日目から10日目の間に起こり、主要な株価指数の少なくとも1つが前日よりも出来高の増加を伴いながら、1.7%以上上昇する。

          夜明けのフォロースルーですね。

          17,18日の金融政策決定会合@日銀について

          こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。 1月15日週の日本の相場は少しザワつくと思います。 というのも、17日(火)18日(水)に金融政策決定会合@日銀が開かれるためです。 焦点となるのは、金融緩和を引き締めるの?維持するの?どっちなの・・・です。 記憶に新しいのは、2022年12月20日の「実質利上げ」ですね。 このとき日銀は利上げの上限を0.25%から0.5%に引き上げました。 これはまさに金融緩和の引き締めです。 企業が銀行からお金を借りにくく

          17,18日の金融政策決定会合@日銀について

          跳ねる?卯年のアノマリー(格言)

          投資の世界には、アノマリーというものがあります。 アノマリーとは「原因はよくわからないけど、こういう傾向があるよね!」といったものです。 干支を絡めたアノマリーでいうと・・・ 子:繁栄 丑:躓き 寅:千里を走る 卯:跳ねる 辰:天井 巳:天井 午:尻下がり 未:辛抱 申:騒ぐ 酉:騒ぐ 戌:笑い 亥:固まる 昨年は寅年で「千里を走る」ということで、「ロシアのウクライナ侵攻」「インフレからの利上げ」など、なかなかの波乱万丈っぷりの一年でした。 そして今年の卯年は「跳ね

          跳ねる?卯年のアノマリー(格言)

          新年あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!

          こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。 2023年1月1日週分のkabu通を配信させていただきます。 まずは2022年の簡単なおさらいから・・・ 2022年1月4日の日経平均株価の始値は29,098.41円。 2022年12月30日の日経平均株価の終値26,094.50円。 2022年の日経平均株価の下落率は、-10.3%。 なかなかの下落っぷりでしたね。下落の原因としては・・・ ・ロシアのウクライナ侵攻 ・インフレからの利上げ といった感じで、僕らの

          新年あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!

          クリスマスのデート代を稼ぎたかっただけです@RSテクノ

          こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。 日銀の実質利上げの決定と「クリスマスのデート代を稼ぎたいな」という思惑が重なり、サクッとRSテクノを空売りして、3日で47,953円の利益を出しました笑。 ことの発端は、12月20日の日経平均株価の暴落です。 日経平均株価はこの日だけで、終値ベースで約-2.5%も下落しました。 暴落した原因は、日銀がついに利上げの上限を0.25%から0.5%に引き上げたためです。実質利上げです。 これには投資家も驚きを隠せず・・・

          クリスマスのデート代を稼ぎたかっただけです@RSテクノ

          主導銘柄をとらえる!

          「アクリート(4395)についての問い合わせが止まりません・・・」と、嬉しい悲鳴を上げ続けている日々を過ごしています笑。 先週のkabu通で「先に52週高値を更新してきた銘柄を主導銘柄として捉え、その銘柄を保持した方が良さそうですね。」とコメントしました。 その裏付け事例をもう一つ・・・日本冶金(5480)、RSテクノ(3445)、プロジェクトC(9246)が同時期に52週高値を更新してきました。 ※RSテクノはファンダメンタルズのルールを満たしていたが、買いタイミング

          主導銘柄をとらえる!

          【質問が殺到しているアクリートとバイセルについて】

          初級編のルールを満たしている銘柄に「アクリート(4395)」「バイセル(7685)」があります。 アクリートは、2022年11月25日に52週高値を更新しています。バイセルは、同年11月29日に52週高値を更新しています。 今のところ、アクリートの株価が上昇、バイセルの株価が下落といった感じです。 先に52週高値を更新してきた銘柄を主導銘柄として捉え、その銘柄を保持した方が良さそうですね。 ここら辺はしっかりとサンプルデータをとっていき、ルールを洗練させていきましょう

          【質問が殺到しているアクリートとバイセルについて】

          RSテクノの買いタイミングについて

          RSテクノの買いタイミングについて解説させてください。 RSテクノのファンダメンタルズは、ミクロ投資法初級編のルールを満たしています。 ただ、買いのタイミングに無理がありましたね・・・。 というのも・・・ 2022年11月10日:52週新高値を更新 2022年11月11日:決算日 というスケジュール感でした。 ミクロ投資法初級編のルールでの買いタイミングは「52週新高値を更新した日の翌営業日の始値」です。 また、売りのタイミングの1つが「決算日の午前中まで」です

          RSテクノの買いタイミングについて

          まだまだ上がりますよ!日本冶金工業の株価

          ワールドカップサッカーが盛り上がる中、僕の周りでは日本冶金工業の話題でもちきりです・・・笑。先週のkabu通で・・・ 「僕の見立てではまだまだ株価は上昇する可能性は高いです。」 と話したのですが、日本冶金工業の株価は、まだまだ上昇しております。 買値:3,420円(11月2日の始値) 最高値:4,305円(11月25日の高値) 株価の最大上昇率:25.9% 「どこまで上がりそうですか?」「そろそろ下落しそうで怖いです」などなどの質問や感想を頂いていています。 まさに

          まだまだ上がりますよ!日本冶金工業の株価