ディベーションしてみた。
オンラインサロンでディベーションしてみた。
昨夜 オンラインサロンのイベントで ディベーションを行いました。
これは昨年12月より月に1回行っているイベントで、
今月も無事 行うことができました。
ディベーションとは 以前 記事にも書きましたが、
私が考えた議論する為のワークです。
詳しくは以前の記事をご参照ください。
ディベーションというワークを作ってみました。https://note.com/kamakani_law/n/n597b29242b03
今回 試してみたこと
今回は「思考実験ドリル」という書籍の内容で議論しました。
普段は自分で考えたり 生成 AI ソフトを使ってディベートの内容を考えてもらったりしながら 議題を作っていました。
この本はかなり ディベートの議論する部分が具体的になっているので、 そこから 抽象化してディスカッションへと持っていくのが難しいかもしれないと思っていました。
結果的に良い議論の時間と良い気づきの時間となったので使ってよかったと思います。
実際の議論は?
①アイスブレイク
アイスブレイクのテーマは「素晴らしい夢」
内容を要約すると、全ての思いが叶う夢の世界に入れる機械があります。
一度入ると二度と目が覚めませんが あなたはその機械を使いますか? 使いませんか?
いう内容です。
使う側からは、ここでは思った通りの世界なんだからやらない選択はない。
使わない側からは、今までの人生を大切にしているのでそれを捨てて夢の世界に行く必要がない、この過去を持って 未来の夢を自分で叶えていきたい。
というような対立の意見になりました。
最終的にその機会に入っている間 周りの人のことはどうなるのか?
自分だけこの世界に行くのは自分のことしか考えていないのではないか?
という意見が出てほぼ完全論破の状態になりました。
②ディベート
本編の議論のテーマは「タイムマシン」要約すると、事故によって 盲目になった母親を助けるために タイムマシンに乗って過去に戻ります。
しかしその事故によって 父親と母親は出会い 結婚することになりました。
あなたは母親が盲目になる原因となった事故を止めにタイムマシンを使いますか?使いませんか?
という内容で議論しました
ここでも様々な意見が出たのですが長くなるので 割愛しますね。
③ディスカッション
この2つのテーマから
「今を大切に生きる」というテーマで ディスカッションになりました。
それは夢の世界だろうが 現実の世界だろうが、結局自分が決断し 覚悟して取り組まないことには幸せを感じることはできないし、
過去に行こう が未来に行こう が 夢の世界に行こうが、その時を大切にできなければ満足する人生を送ることができないというような想いが 参加者のみなさんの言動から感じられたからです。
ディスカッションでは 今現在の自分の考え方 仕事への姿勢などから、
さらに強い思いが出てきました。
それぞれの中で今どのように生きるのか、今何を大切にすべきなのかというのが見えてきたように思います。
④具体的な行動へ落とし込む
ディベーションの良いところは 最後 具体的な行動レベルに落とし込むことです。
私自身は具体的な行動レベルに落とすことに対し 苦手意識を感じています。
議論で満足してしまうんですね。
ただ今回は最近手帳にブログを書くこと 動画を作ること というのを毎日やることとして記載しています。
まではなんとなくでやっていたのですが、やると決めたことを、やる。そういう習慣を見えるかしています。
今の自分がやるべきことをやる 自分との約束を大切にしようと思ったからです。
今の自分を大切にしていこうと思ってやっています。
というように 具体化できたのもディベーションの効果なのかな。
最後の具体化の際に一人の参加者が、職場で嫌だなと思うことを言われた時に、その 嫌だなと思う気持ちに蓋をしてみないようにしている。
というようなことを言われていました。
でもその嫌だなとか怒りを感じたり 恐怖を感じたりする、 そこに自分が大切にしているものがあるのです。
自分が嫌だなと感じた時、なぜそれを感じたのか?
そこから自分の中でのディベーションが始まります。
ディベーションは思考の枠を広げたり 俯瞰して捉えられるようになったりするとても面白いワークです。
これからも ブラッシュアップしながら磨いて楽しんでいきたいと思っています。
今日も付き合いください ありがとうございました。