杉せいろが壊れました、、、終わりは突如やってくる
せいろ生活は481日目にして、終わりは突如やってきた。
もう寿命だな〜とは悟っていたんです、せいろの一部が剥がれてしまっていたから。だけど踏ん切りがつかずに使い続けていたら、「ガタン」と取り外れて、崩落。
詰め込まれていたサツマイモは、せいろから飛び出て行きました。重量級2本ほど詰め込んでいて、タガが外れたらしい。重労働をさせてしまったね。最後までありがとう。
外れてみると、端っこにカスみたいなものが現れた。ポロポロと取れるそれは、肉類が蒸しあがったときに出てくるもので、隙間にたびたび入り込んでいた。
それにしても木が腐ることもなく、パーツひとつひとつはパリッとしていて潔い。よく仕事をしてくれました。鍋に触れる部分は焦げているけれど、それはそれで味です。
思えば、最初はおそるおそるだったな。せいろにしては季節外れの2024年初夏。
なにをどう入れたらいいか、悩みながらも楽しんでました。15cmのせいろは小さすぎて、フタが浮いてるってこともしばしばでした。
あれから、せいろ蒸し生活が始まり。毎日のように、あらゆるものを蒸してはいただいてきた。ほくほくは幸せにしますよ、人を。
なんですけどね……。
それにしても、もう1つの勢力。フライパンをお出迎えしたところでして。
それはそれで焼きの魅力に取り憑かれていて、せいろは一休みかもしれない。いや、冬に向けてやっぱり欲しい。悩ましいところである。
それにしたって、せいろ蒸しは魔法だ。生き残ったもう一段のせいろでサツマイモを蒸した。やっぱりおいしい。
朝食抜きが定番の私だけど、1日のパフォーマンスが微妙なので、サツマイモをつまむようにしている。心なしか調子がいい。
先日は、ベビーリーフにサツマイモを散らしてみた。フライパンで炒めたしめじと共に。葉野菜オンリーのサラダに比べると、味わいも彩も鮮やかでおいしい。
さまざまな食を楽しみたいから、料理の手法も幅を広げる価値がある。せいろ生活は、たぶん続きます。
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