2つの野菜から誕生した野菜「プチヴェール」でいつもの食卓に新たな風を
食べたことない野菜を試してみたいと、青果の品揃えがいいスーパーへ。そこで惹かれたのがこの子でした。
プチヴェールです。ある野菜2つをかけあわせたということで、味や食感はどんなもんかワクワク。(答えはおわりに書きますね〜)
一粒でも重みを感じて、中までぎちっと詰まっていることが想像できます。でもサイズ感はかわいらしくて、無意味につまんじゃう。(笑)「プチヴェール」って語感もかわいくないですか?
ころり
くるり
根元や茎の部分がしっかりしていて、あの野菜の面影。むらさきっぽくグラデーションになっているのもヒントかな。
そのまま、かじってみる
パッケージには「熱湯で1分半〜2分ゆがくだけ」の料理指南。とはいえ、生で食べても毒性などはなさそう。ひとまず、そのままかじってみます。
いかにもな菜葉感…。うん、熱入れた方がおいしそう。(笑)
茹でてみる
すなおに茹でてみます。
いってらっしゃい〜
お湯に入れただけで、みるみる鮮やかなみどり!1分過ぎたところで、引き上げます。
いい湯加減だったようでほかほか
いただきます
茹でても葉っぱはしっかりとしています。水っぽさもなし。あざやかな色あいに惹かれます。そのまま、ひとかじりです。
どこかで口にしたことある感じ…。
もぐもぐ…
マヨネーズをかけてみたのですが、どうもしっくりこない。オリーブオイルで洋にいくというよりは、ごま和えやら、和風の味付けの方があいそうです。
結論は「菜の花」風。
・・・
なんの野菜をかけ合わせたのか?といえば、ケール×芽キャベツでした。菜の花といい、アブラナ科の感じはまちがってなかったようです。
”ケール”の文字に引かれて店頭で手にしたものの、期待していたケール感はまるでありませんでした。(笑)全然苦くないんだもの〜。
「食べやすい一口サイズ」とはいえ、一口には大きい。せめて半分に切った方が食べやすいです。
後日食べたサラダに入っていた芽キャベツ。これが正解かしら
・・・
それにしても、「ケール×芽キャベツ」という珍しい組み合わせにも思えます。そのヒントは、野菜のルーツにありました。
なんで「ケール」と「芽キャベツ」?
ケールはご存知でしょうか。青汁などでおなじみの苦味が特徴の野菜です。
そのケールを親とすれば、子どもにあたる野菜はたくさんいるんですよね。ブロッコリーやカリフラワー、カブのような姿のコールラビなんて野菜もあります。(機会があれば今度試してみますね)そして同じ並びで、芽キャベツがいるそう。
そんなわけで、ケールと芽キャベツは親戚にあたるんですね。
そうそう、このプチヴェール。芽キャベツがぎゅっとコブシを握った”グー”型だとすれば、プチヴェールは”パー”型。その姿も似ています。
もし調理してプチヴェールを食べるなら…
マヨネーズなど調味料をちょこっとつけて食べるだけでしたが、調理するならこんなところでしょうか。
・ごま和え
・オーブン焼き(塩こしょう・オリーブオイルでシンプルに)
・ベーコンなどのお肉系・きのこと炒める
キャベツや菜の花の特性を活かして、茹でたり焼いて甘みを引き出すのがイメージできます。プチヴェール自身はしっかり味わいがあるので、お肉などとあわせてもいいペアリングになりそうです。(想像ですみません…!)
おわりに
どんなルーツなのか…と調べていくと驚きがありますね。というわけで新しい発見と雑学がたんまり増えた時間でした。
また新たな野菜を手にした時は、こちらで取り上げますね。
おつきあいありがとうございました!