失敗から学んだタンカンと白かぶのサラダ(2021/02/07)
気になっていた野菜「蕪」。かゆさんの記事を読んでから、また食べたいなと思っていました。(漢字の由来っておもしろいですね)
根の部分はパンパン。ハリのある茎につながっていて、感じるズッシリとした重み。
葉っぱは切り取られた様子。それでもわさわさ重なっていて、畑では生い茂っている様子を感じさせます。
根と葉を切り落として「ぱかーん」
さて、今日はなにを作ろうかな。ひととおり試してみたからなぁ。かぶの主張を殺さず、なんといってもさっぱり食べたいのです。
そうだ、親戚からもらったタンカンを使ってみよう。
そして、よぎる苦い経験。素人にはサラダのフルーツ使いって難しいのです。
野菜は寄せ集めでどうにかなっても、フルーツは思いつきでやると痛い目見るんですよね。(笑)うまくいったのは、すでに定番とされる組み合わせ。
まあ、ものは試しだ。やってみます。
皮をもぎもぎ(とっても固い)
こちらも「ぱかーん」
フルーツで失敗してきた要因は、いきあたりばったりだったためでした。フィーリングでうまくいくのは天才か、経験豊富な料理人さんくらいでしょうか。私にできるのはイメージすること…。
柑橘といえば、レモン。スッキリした味わいは青みのある菜っ葉があってもしっくり。
このタンカンは甘みがしっかりしてる。(ひと口、味見中)しょうゆあたりを加えると、変にぶつかってしまいそう。使わないとすれば、他に入れられるのはお酢くらいかなぁ。シンプルにいってみよう。
材料たち
食材:かぶ・タンカン
調味料:オリーブオイル・酢・塩
作ってみます
● 食材を準備する
・かぶ:皮を断ち切る形で薄切り
・タンカン:ひと口サイズにカット
● かぶとタンカンを和える
・かぶにオリーブオイルをたらり。ざっくり和える
・塩をぱらぱら、お酢をちょこっと
・タンカンを入れてざっくり和える
● 盛り付ける
・高さを出すように盛り付ける
濃紺のお皿でしめてみよう
いただきます
おそるおそるひと口。
白かぶのポリポリ、タンカンの実が弾けて口に広がる果汁感…。ん、いけるかも。
シンプルな味付けが功を奏したようです。もっと酸っぱいレモンやグレープフルーツだったら、はちみつやお砂糖で甘みをプラスしないとアンバランスになるのかも。でも、タンカン自体の甘みのおかげで今回は十分でした。
心なしか、かぶもタンカンもキラキラして喜んでる気がする。
私もうれしい。(笑)ごちそうさまでした。
今まで作ったサラダたちはこちら。おいしく、時に奇抜に作っています。