ほんとは食べたかったサラダチキン、レモン風味でリトライのサラダ(2021/06/05)
とんでもない選択肢が世の中には存在します。毎日は決断の連続。「これだ!」と見つけることだけでなく、「違うな」と失敗を積むことこそ次に活かせる経験になります。そして「この道は進まない」と一度決めたことは、覆さない方がラクだったりしますよね。
誰もが避けて通れない食事においては、マズいものを引いてしまうと「食べるのやめよ」となるのは自然なことかもしれません。そりゃおいしく食べたい。
私にとって、そのひとつがサラダチキンでした。
堂々と”サラダ”なんてついているくらいだから、サラダに乗っけずにはいられない!と手にしたのはひとり暮らしをし始めた頃だったか。口にあわなかったんですよね…。
チキンのまわりについているゼラチン状のもの。口に残る筋。自分自身の臭いアンテナがビビッと反応する独特の香り。
好きになるどころか、マイナスポイントばかり気になってしまい、おうちごはんではタブー視していました。
といっても数年が経ちまして。あれっきり距離を置くのもなぁと、再びの好奇心とともに手にしてみたわけです。
- - - 食材たち - - -
食材:サラダチキン(レモン風味)・サニーレタス・かいわれ大根
調味料:オリーブオイル・酢・黒こしょう
- - - 作ってみます - - -
● 食材を用意する
・レタス:ザク切り
・かいわれ大根:根元をカット
今回は大ぶりにたのしみます
・サラダチキン:そぎ切り
● 盛りつける
・レタスをこんもり
サニーレタスは茎から葉先に向けて、緑〜黒のグラデーションになっています。葉先の黒を散らすように広げます。
・かいわれ大根をパラパラ
・チキンをどさっと
不慣れさしかありません!
● 仕上げ
・オリーブオイルをたらり
・酢をちょろり
・黒こしょうをガリガリ
- - - いただきます - - -
チキンに真っ向勝負なのでシンプルに作りました。味つけは必要最低限です。
おそるおそる一口。
うん、思ったよりはいい感じかも…?
鶏肉そのものというよりは、加工品として味わえました。味つきはとっつきやすい、強がってプレーンにしなくてよかったです。レモン味だけど旨味が加わって、思ったよりいけました。
驚いたというかありがたかったのは、口に残る筋がなかったこと。ていねいに下処理されているんでしょうね。これって機械化は難しいだろうし、人がひとつひとつ手作業で加工しているのでしょう。すごい商品です。
明日も食べたい!なんてこれまでの認識が崩れることはありませんでしたが、食べられるとわかっただけでもやってみた甲斐がありました。臭みのないものがあればなぁ…。なんて消費者は自由だ。(笑)
毛嫌いしていたものも、10年越しなら食べてみるなんてアリかもしれませんね。
ごちそうさまでした。
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今まで作ったサラダたちはこちら。おいしく、時に奇抜に作っています。