「ビーツ」ってどんな味がするんだろう?
新しい野菜に挑戦しよう!
ということで気になっていた子を迎え入れました。
ビーツです。みなさん、食べたことありますか?
味の予想があまりつかない中、まったくの興味本位で手にしてみました。
なにやら栄養価が豊富らしい。
しばしビーツと戯れる
いつものように生食でいこうかと思ったんですが、どうやら洗っても土臭さが残ってしまうようです。
そこでじっくりコトコトと茹でてみます。
鍋に入れると早速困ったことが。
残念なことに我が家の小鍋では半身浴状態です。
やむを得ない、転がしながらだましだまし茹でてみます。
それにしてもおおぶりなビーツ、茹で上がりに10分では済まなさそう。
やむを得ない…。
プシュッ
かんぱーい
たまにはのんびりと、こんな料理スタイルもありでしょうか。
沸点に達したのか、蓋がガタガタといってきたので開けてみます。
!?
白雪姫の魔女にでもなったのかしら…。
お湯があっという間に鮮やかなピンク色になっていました。
転がしつつ、茹で上がりの加減を見ていきます。
10分、20分ではまだ串が入らず。
固めではあるものの、30分ほどでそれとなく串が刺さるようになったのでザルに引き上げて冷まします。
さらに15分もすれば素手で触れる程度の熱さに。
手につく色味も刺激的。笑
真っ赤に染め上がる色味が未知数なのでビニール手袋をした上で恐る恐るむいてみます。
ぺろりん
なかなかの存在感
包丁を入れると、ごろりと横たわるビーツさん。
断面はうっすら層が見えて美しいです。
茹でたそのままで口にしてみると…。
第一印象は大根!?でした。
大根を茹でた時のあまみといいますか、ほっくり感と香りが漂います。
それでいてBBQの炭火でじっくり焼いた匂いのような…。
ずっと嗅いでいたいです。笑
レシピベースで詳細含めておさらいです。
材料たち
食材:ビーツ
調味料:酢
茹でてみます
● ビーツを茹でる
・小鍋に水とお酢を入れる
(お酢が赤みを鮮やかにするようです。食べる時お酢臭さはありませんでした)
(水:酢=小鍋1杯:大さじ1程度。水はビーツが浸るくらいでOK)
※我が家の小さな鍋ではビーツ全体は浸らず、トングで転がしていました
・皮付きのビーツを鍋に沈めて火をつける
(皮をむいてしまうと赤い色素と栄養がお湯に流れ出てしまうようです)
・沸騰したら弱火でコトコト
・ビーツに火が通ったらザルにあげて冷ます
(火の通りは串で刺して確認します。ある程度スッと入ればOKです)
※握りこぶしより大きいサイズで30分ほど茹でました
● ビーツを切る
・ビーツ:皮をむいたら、好きな形に切る
【気付き1】下処理に1時間はかかる
細かくカットして茹でたら?と思ったのですが、栄養や色素が流れ出てしまうそう。
他にもオーブンで火入れする方法もあるそうですが、数分でできるものではなく、まとまった時間が必要ですね。
【気付き2】加工済みのものが使いやすそう
そもそもどこでも見かける野菜じゃないですよね。
水煮のタイプで売られており、何を作るのにも手軽そうです。
カット野菜タイプもあるのですね。
これは生食のようで、一番手軽な入り口かもしれないです。
【気付き3】ビーツの赤みは染み付くほどではない
調理する際、手やまな板は赤紫に染まりましたが、こびりつくという程ではありませんでした。
水で洗い流せばさっと落ちます。
まな板は放置しているとうっすら染まるので、ニンジンの色素と同じくらいの捉え方でよさそうです。
おわりに
どう食べようか、悩みがいのありそうなビーツです。
今日はこの辺で。
明日からはどう食すか、探っていこうと思います。
これまでも、縁のない野菜を食べてみました。こちらからどうぞ。