《ザリガニの鳴くところ》孤独から逃げ出すための代償|読書|vol.12
ただの推理小説ではない、「少女の成長」と「殺人事件の捜査」がずらされながら描かれる。二つの時間軸が近付くと共に、緊張感が増していく。
自分は中国語訳版(左)のを購入した、この表紙で乙女心が爆裂。
■読んだ感想
この本は本当に病みつきになる、読み始めたら全然止まらなかった、気がついたらもう一気に読み終わった。
作者は動物学者なので、描いた湿地の生態は本当に美しくて丁寧。
「湿地の少女」と呼ばれるカイヤは、自然の中に育っられた、周りの生き物から得た知識を自分なりに咀嚼して