僕の物書きの仕方(ルース・カップリングの応用)

 久しぶりに、noteに書こうと思います。
 最近、ずっと別の場所に書いていて、こっちに書くことは何だろうと思っていました。
 ずっと物書きには憧れていましたが、自分のスタイルが見つからず、色んな形で創作は続けていました。特に、論文を書く機会に最近は恵まれていたので、カタイ文章は元々得意ではあったけど、なんとなくその書きぶり?が掴めてきました。今年度は大学院を目指すので、その為にも、沢山の研究機会を頂けることは有り難くて。勿論、大学院に行ったら、もっとちゃんと正式な研究の仕方、論文の書き方を習えると思うと、ワクワクします。
 
 noteには、こういう感想とか、どうでも良い話を交えながら。仲間向けに書いていた毎日投稿のコラム「本日の哲学」の中身を、もう少し解説しながら載せようと思います。

 書き物するのは、マラソンとか筋トレと同じで、ずっと続けているから、書けるんだなって思います。論文やレポートも、いきなり一通りの書こうと思ってる考えをまとめたり、論を立ち上げていくとなると大変で、作業時間も長くなりがち。調べ物や表現を考える作業が長くなるほどに、何を書こうとしていたのか見失うことになりがちです。

 アーサー・ケストラーは、2つの典型的なタイプの時計職人を挙げました。組み立てを常にイチから行う職人と、時計の部品群を用意した上で、中間段階から組み立てるタイプの職人です。

 組織論者H.サイモンは、後者の方が生産的であることを示しました。ここから、単純な組織から複雑な組織に発達していくためには、安定的な中間系が存在すると速やかであるとしました。このような上位と下位の緩い結び付きのことを、「ルース・カップリング」と後の研究者たちは呼びました(以上、放送大学「社会的協力論」p187)。

 この考え方から、普段から思いつくままに小さな単位で持論をまとめておいて、テーマに沿って後から組み立てていくやり方は良いなあと、思うのです。ゆえに、日々小さな「哲学のタネ」を、書き続けていくのです。ジュリア・キャメロンの「モーニングノート」からもパクりました。

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