マガジンのカバー画像

かまびと。〜嘉麻市ふるさと納税の「ひと」に迫る〜

14
嘉麻市のふるさと納税に関わる「ひと」にクローズアップ。こだわり抜いた返礼品を提供している事業者さん、嘉麻市のために頑張る市職員さんなどなどの紹介をしています。返礼品だけじゃない、…
運営しているクリエイター

#農業

九州で梨・りんご栽培に挑戦!手間暇かけて、最高の品質を。【かまびと。 #13 博光園・森博行さん】

山道を登ると見えてくる「九州りんご村」の看板。そう、嘉麻市の山間部では、梨やりんごをはじめとした果樹栽培が盛んに行われているんです。収穫時期になると、梨狩り・りんご狩りに来た多くの人で賑わいます。 今回の「かまびと。」でご紹介するのは、梨とりんごの農園「博光園」を経営する森博行さん。森さんのつくる梨とりんごは、たくさんのリピーターがつく人気商品です。この記事では、九州で果樹栽培を行うからこその苦労や、森さんがご自分の育てる梨・りんごにかけるこだわりをお伺いしました。 1.

「概念が変わる」ほどのいちじくを、より多くの人に届けたい【かまびと。 #12 小さな自然農園にゃんモコ・大塚さん、濱島さんご一家】

細い山道を登って行くと、いくつも立ち並ぶビニールハウス。ここで栽培されているいちじくは、食べた人に「いちじくの概念が変わった」とも言わしめる、ふるさと納税や産直サイトの人気商品です。収穫・梱包にてんてこまいで、繁忙期には朝4時半から収穫することもあるんだとか。 今回の「かまびと。」でご紹介するのは、嘉麻市の山の麓で農家「小さな自然農園にゃんモコ」を営む「じぃじ」こと大塚寿丸さん、そして娘夫婦の濱島明子さん・秀嗣さんです。いちじく、たけのこ、米、麦の農場を1代で築き上げた大塚

サラリーマンから養鶏業へ。卵へのこだわりと直売所から切り開く地域の未来【かまびと。 #11 小次郎の里・縄田秀史さん】

箸でつまめるほど弾力のある黄身と、ほんのり甘い味わい。嘉麻市でつくられる「命水卵」は、ふるさと納税でも多くの注文を集める大人気商品です。直売所兼カフェの「小次郎の里」では、この卵を使った料理やスイーツが楽しめ、ランチタイムにはあっという間に席が埋まってしまいます。 今回の「かまびと。」で紹介するのは、養鶏業を営むかたわら、「小次郎の里」を経営する縄田秀史さん。実はもともとサラリーマンだった縄田さん。会社を辞めて養鶏業に携わるようになった理由や、「命水卵」にかけるこだわり、「

会社員・教員を経て独立、前例のないマスクメロン栽培に挑む【かまびと。#09 ヤマオカサンチ・山岡翔平さん】

「甘味だけじゃなくて、バランスの取れたうまいメロンを作りたい。」 人懐っこい笑顔とともにそう語るのは、嘉麻市で農家「ヤマオカサンチ」を営む山岡翔平さん。山岡さんが栽培するマスクメロン「よかメロン」は、甘さと酸味のバランスが取れた爽やかな味が特徴です。最近はANAクラウンプラザホテル福岡でも提供されるほどの人気ぶり。ですが、メロン栽培は嘉麻市では前例がなかったそうです。農業法人の従業員と農業系高校の教員を経て独立した山岡さんが、なぜ福岡では珍しいメロン栽培に取り組むのか。その

Uターンで就農、自らのブランド米で農業のロールモデルに!【かまびと。#01 EAT-Plus・打田健人さん】

嘉麻市の山道を登って、登って、また登って... そうしてたどり着いた福岡の水源「遠賀川」源流。そのすぐ近くでつくられているのが「極源流米」です。清流をそのまま水田に注ぎ入れられる環境は、全国でもかなり珍しいといいます。 今回の「かまびと。」でご紹介するのは、EAT-Plusを経営し、米の生産から販売まで担う打田健人さん。どうしても「お金にならない」イメージがあり、高齢化と担い手の減少が続く農業。もともと関西で営業職のサラリーマンをしていた打田さんが、Uターンをし「農業」とい