積極的分離理論の考察
こんにちは。Amelie(アメリー)です。
今回は、「積極分離理論の考察」について書いていきます。
自分の中で起こっていた人格の分離と融合、人格の二次統合について解析や考察していこうと思い、この記事を書くことにしました。
本記事では、「積極的分離理論の考察」について書いています。
前編の「積極的分離理論の解析」は、こちらからどうぞ。
今の状況がとても苦しい方にとって、前に進むために、上に上がるために、少しでも参考になれば幸いです。
私の「積極的分離理論」との出会いは、下記の記事でも触れています。
■積極的分離を30代で完遂できた理由
私の場合、これまでの人生を振り返ってみると、10代、20代にこれでもかってくらい自分の存在を脅かす重大なエピソードが幾度となく起きていました。10代で家庭崩壊や母親との離別、20代で大切な人との死別など。
それらの重要なエピソードが断続的に起こることで、休むことなく積極的分離が引き起こされ、人格の再形成が進んでいきました。
その他にも、小説や漫画、音楽といったクリエイティブ作品などから重要なエッセンスを要所要所で感じ取っていたこと。
人格形成の経路が2つあったこと。(感覚優位と思考優位の2系統があり、直感と理論の両面から取り組むことができました。)
外部環境が変化することで、OE特性が活性化されていたこと。(引っ越しや転職を複数回経験しており、情報収集・分析能力、仮説検証能力をさらに磨いていくことになったいたのでしょうね。)
突破法となる第三因子を活用できたこと。(目に見えないものや、形のないものを信じる力と感じる力ですね。直感に助けられることや導かれることも多かったです。)
それらの5つの要素が他の人よりも速く、レベル5まで辿り着けた理由だと思います。
以下に、まとめておきます。
積極的分離を完遂できた要因
私は全てが終わった後に積極的分離理論を知ったので、積極的分離の渦中は感覚として精神レベルの遷移を捉えていました。
断続的に重大なエピソードが起こることで、積極的分離機構の駆動力が上がっている状態で、次の積極的分離が起こり、気づいたらステージが上がって、気づいたら分離が終わって、人格の二次統合が完了していました。
積極的分離の完遂時期が早い理由
積極的分離の遂行速度については、前編の「積極的分離理論の解析」でも触れていますが、エピソードやエッセンスの重さと鋭さ、発生回数と頻度が鍵になっていると思います。
エピソードやエッセンスの重さと鋭さによって、人格再形成反応の持続時間と、積極的分離の到達レベルに差が出てきます。
自分という存在を脅かすほど重大であればあるほど、失敗する可能性も大きくなりますが、それらを乗り越えた時は、より遠くまで進むことが可能です。
特に、レベル2~3までに、重大なエピソードやエッセンスがあると、積極的分離の遂行速度は、他の人よりも速くなります。
私の場合、レベル4に上がるまでがハイスピードだったので、20代後半でレベル4の実戦訓練に入ることができました。
元々、ゼネラリスト志向で学べるものは多い方がいいと思っていました。これまでに大企業・中小企業・ベンチャー企業で就業し、複数の業種や職種を経験しました。
プライベートでも、さまざまな土地で生活しましたし、さまざまなタイプの人と接してきました。ライフステージの変化などもあり、より多くの視点や立場から物事を捉える経験を積むことができました。
私は複合タイプで、第三因子も活用していたので遂行速度が速く、30代で積極的分離を完遂できたのだと思います。
複合タイプではない場合や第三因子を認識して活用できていない場合、重大なエピソードやエッセンスが少ない場合は、積極的分離はゆるやかに遂行していくのではないかと思います。
エピソードとエピソードの間隔が開くと、積極的分離機構のアイドル時間が長くなるので、精神的にも落ち着いて余裕が出てきます。その分、その時の自分の状態で、人生を楽しめる時間も増えると思います。
人それぞれペースがあります。
大切なものも、大切にしたいものも、守りたいものも人それぞれです。
積極的分離の渦中はとても辛くて苦しくて、しんどいことも沢山あります。
疲れたときや頑張れないときは、ゆっくり休んで、自分のことを労わってあげてくださいね。
■レベルが上がる際の心境の変化
今回、積極的分離理論の解析や考察をするために、これまでの人生を改めて振り返ると、この時に精神レベルが遷移したなと明確に分かります。
レベル3からレベル5まで、精神レベルが遷移する際の心境の変化について書いていきます。
①レベル3に上がったきっかけ
レベル2からレベル3に上がったきっかけとなった重大なエピソードは、家庭崩壊と恩人でもある大切な人との出会いです。
レベル2~3あたりは家庭環境が最悪で、家庭崩壊が重大なエピソードになっています。その間に出会った作品からも、重要なエッセンスを感じ取っています。
17歳の時に、生き方を変えようと決意しました。自分までも自分のことを見捨てたらダメだと思って、自分で何とかするしかないと立ち上がりました。
周りの人や環境のせいにして腐ったり、グレたりすることもできるけど、そういう時間ももったいない。
自分自身を、自分の人生を、自分の力で良くしていくために時間を使い、外の世界を知ることが大切だと思いました。
その辺りの出来事は、「積極的分離理論に触れて」のあとがきにも書いておりますが、ど田舎だったので、狭い世界でした。
狭い世界で 退屈で 窮屈で
何処かへ行きたくて
何処にも行けなくて
生き方を変えようと決意するまでは、恩人や音楽と出会うまでは、興味が持てるものも、部活とか打ち込めるものもなくて、ふらふら生きてました。
レベル3の人格再形成の過程は、「Life is a series of one day」シリーズの日記を辿ると、心境の変化と精神レベルの遷移が読み取れるかもしれません。
②レベル4に上がったきっかけ
レベル3からレベル4に上がったきっかけとなった重大なエピソードは、大切な人との死別です。
レベル3からレベル4になるまでは早くて、4年弱ですかね。燃え尽き症候群のような期間や人格再形成が起きていない期間もあるので、分離と融合反応が起きていたのは、実質1年位です。
レベル3までは、ひたすら自分と向き合っていましたが、大切の人との死別をきっかけに、向き合う対象やベクトルが外へと向いていきました。
レベル4では、ひたすら他者を知り、社会を知り、世界を知る体験学習のような感じでした。
レベル3からレベル4へ上がる際の心境の変化は、昔の日記が参考になるかもしれません。当時の日記を転記しました。
同じ重みで生きていた恩人でもある人との別れは、とても辛くて悲しいものでしたが、その人の存在が、私の背中を押してくれました。
前編で第三因子について触れていますが、この時も直感が働いて、モスアメジスト(アメジストエレスチャル)に出会いました。
アメジストエレスチャルは、人生のターニングポイントで現れると言われており、高いヒーリング効果があるそうです。
当時の状況や心境に合っていたのでしょうね。
③レベル5に上がったきっかけ
レベル4からレベル5に上がったきっかけとなった重大なエピソードは、論理的に説明することが難しいです。第三因子による精神のビッグバンの結果ともいえるような、人であることを手放すことで、辿り着けた境地というか。
これでもう終わりだなって、やっと終わったんだって、そう思っていた矢先、最後の最後でまた衝撃的なエピソードが起きまして。
そうしたら、人もどきになっていました。
私は複合タイプで、複数の特性や要素を併せ持っています。レベル5に上がったのは、別の要素の副産物だと思っています。
そのため、レベル5になる過程には、積極的分離に関するものではない部分も多分に含まれていて、正確な解析が難しいです。突然変異の個体ですかね。
それらの要素を抜きにしたら、レベル4からレベル5になる感覚は、パズルの最後のピースをパチッとはめるような感じでしょうか。レベル4までに培ってきた知識や経験、情報などを整理して、分類して、組み立てていくイメージです。
そうして、「noteを始めた理由:私の生きる道」へと繋がっていきます。
あとがき
今回は、「積極分離理論の考察」について書いてみました。
積極的分離機構のスイッチが入ると、同じ方向性で、同様の経路を辿っていき、人格の分離と融合を繰り返して、やがて、思考や精神が収束して、落ち着いていくのでしょう。
今の状況がとても苦しい方にとって、前に進むために、上に上がるために、少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
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