「見た目で判断されたくない」その言葉に隠れる本当の自分
飾りはシンプルでいい
彩のなさがありのままを輝かせる
時折、「見た目で判断されたくない」と感じる瞬間があるのではないでしょうか?私たちはみんな、外見に縛られず、本当の自分を認められたいと思うものです。この言葉に隠れる、本当の自分を見つけるには、どんな考えを持つとよいでしょう?
その飾りは本当に必要なモノ?
「見た目で判断されたくない」という気持ち、それは私たちが、自分自身の内面や個性を重要視している証拠かもしれません。
ここで一つ考えていただきたいことがあります。
内なる自分、つまり本当の自分を表現するために、その飾りは本当に必要ですか?
表現法として否定するつもりはありません。美容師もそのお手伝いをしています。容姿を整えることで気分が上がるのなら、大いに活用すべきです。
ただ、それが過剰となり、誤解を招くことで思い悩む原因となってしまうのであれば、それは本来外見を整える目的から離れてしまうと思います。
美容師を長くやっていると、個性を魅せるためにではなく、自分のコンプレックスを覆い隠すために過剰に飾ろうとする方にも会います。変わりたい自分とは違う、目立つことのみ考えてしまう方に。
背伸びもいいでしょう。憧れを纏うのもありです。
でも押し潰されてしまったり、なりたい自分から離れてしまえば、本来の目的から離れてしまいます。
視点を変える『水平思考』を取り入れてみる
自分を客観的に見つめ、様々な視点から自己評価をしてみるのも良いかもしれません。
「自分は何者?」という疑問が生まれたとき、自分を客観的に見るのは難しいかもしれません。そこで思うのですが、難しい理由は
他者から見られる自分≒自分がなりたい自分
を感じているから。
なりたい自分があるのはわかります。でもちょっとだけ人から言われるイメージと、現状の自分の姿を比べてみてはどうでしょう。もしかすると「あれっ?」と思うところがあるかもしれません。
他人の期待から解放されてみませんか
「見た目で判断されたくない」という願望に込められたのは、他人の期待から解放されたいという欲求かもしれません。
自分の意志だと思うかもしれません。本当にそうであればよいですが、なかなか自分を持つっていうのは難しいことだなって思います。どこかで人の期待を超えたいと思う気持ちが、逆に違う方向に向いていることもあります。
他人の期待にとらわれずに生きる自信を持つ。自分の価値観や目標を見つめなおし明確にすることで、自分自身を信じて前に進むことができると思います。
本当の自分、飾らずとも溢れる自分らしさを愛してあげましょう
自分自身を愛し、自分の独自性を誇りに思うことが、他人の評価に左右されずに生きる鍵。見た目や社会の期待に縛られず、本当の自分に忠実でいることが、真の幸福と自己実現への道をきっと開けます。
さいごに
自分の望まない飾りつけ、見た目だけがすべてじゃないことを忘れずに。自分自身を見つけ出し、受け入れ、愛してあげましょう。見た目は一部の鏡に過ぎませんが、本当の自分は多面的で、内面の輝きこそが真の価値なんです。あなたの内なる輝きを信じて、前に進んでいきましょう。
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