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姿勢評価とアライメント評価について

さて、今回から実際に私が臨床現場、スポーツ現場でやっている身体評価・臨床評価の内容を書いていきます。

各関節や各動き、基本動作から応用動作、スポーツ動作まで全て考えを各記事にまとめていきます!

みなさん、臨床現場やパーソナル現場などでも評価についてつまづくことはありませんか?
その結果、原因も特定できていないのにアプローチしてしまう。なんてことしていませんか?・・・
アプローチしながら評価するのであれば良いのですが、何も方向性を決めずにアプローチすることは1番問題です。

そして、評価スキルは勉強すればするほどわからなくなっていきますし、知識をつければつけるほどわからなくなっていきませんか?
私も1年目の頃はその罠に完全にハマっていました・・・笑

なぜそのような罠にハマってしまったのか、自己分析をした結果、今では知識量が増えても現場で評価について最初からつまづくことは減ってきました。

重要なことは自分なりの評価の土台や、”ここから診ていく”といった軸が重要です!
今回の記事は完全に私の土台で、治療でもトレーニングでも、対象者の身体の状態を把握するための評価方法を学んでいきます!

評価に対する考え方

ここは私が最も重要に考えているところなのですが、

私達が評価をするのは、対象者の動きや疼痛などを改善するためですよね?

そういった対象者の方を評価するためには、いきなり複雑なことや、複雑な動きを評価しても情報がなかなか入りにくいと思います・・・

必ず私が実施する手順は、静的評価→動的評価です。

私の周りにいる先生やトレーナー方も、静的評価は1次的な事象だから評価にならないという方もいるのですが、静的評価だけで評価しようとするのは無理なので、静的評価が評価の第1歩目という考え方を持っています。

私の考え方として静的評価ができないのに、動的評価は絶対にできないと考えています。

なので、今回は静的評価の土台を細かく今から見ていきます。

姿勢評価は矢状面上と前額面上から!!

姿勢評価は何よりも基本だと思うのですが、そもそも学校の教科書などでは情報が少なすぎるので細かく姿勢評価から情報を得ることができません。

今から書いていく矢状面と前額面の姿勢評価をまずは絶対に覚えてください!


矢状面上の姿勢評価

乳様突起

肩峰

大転子

膝蓋骨後面

外果前方
床に対して上記のランドマークが1直線かどうかを見ていきます!

上記の内容でお気づきかと思いますが、肩峰から大転子まで飛びすぎですよね・・・笑笑
はい、上記の内容は教科書上には書いてあるのですが、体幹部分の評価が何1つないわけです。

体幹部分はどう見るか??

ASISと第10肋骨が矢状面上から見て一直線かどうかが大事です


体幹の1つの指標としてここはしっかり抑えてくださいね!

更に矢状面上の評価で細部評価となる部分が以下の通りです!

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